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電気配線作成のために始点-終点リストをインポートする(Importing a From-To List to Create an Electrical Route Assembly)

始点-終点リストでは、新規、または既存のルート サブアセンブリ内に接続データと構成部品データの両方をインポートできます。また、接続データ(構成部品データなし)、または構成部品データ(接続データなし)のみをインポートすることもできます。始点-終点リストの作成方法については、始点-終点リストを参照してください。

または、複数のサードパーティの電気配線パッケージのネットリストをインポートし、SolidWorks における電気ルートの作成を実施することが可能です。データのインポートは、電気ツールバーの始点/終点から開始 (Start By From/To)をクリックするか、あるいはネットリストをアセンブリにドラッグすることにより行えます。次のパッケージがサポートされます: AUCOTEC、AutoCAD Electrical、E3、IGE+XAO、Mentor (VeSys)、QC Pro

データをインポートし、ルートの作成を開始する前に、電気ケーブルを作成するための基本手順を参照してください。

始点-終点データをインポートするには:

  1. 電気ツールバーの始点/終点から開始 (Start by From/To)をクリックするか、 ルーティング(Routing), 電気(Electrical), 始点/終点から開始(Start by From/To)を選択します。

  1. 電気データ インポート PropertyManagerのオプションを設定します。

  1. をクリックします。

ルート サブアセンブリが作成されます。ダイアログボックスが表示され、今、構成部品をアセンブリ内に配置するか、または後に配置するか問われます。

  1. 次のいずれかを行います。

    • 今、構成部品を配置するには、はい(Yes)をクリックします。

  • 後に構成部品を配置するには、いいえ(No)をクリックします。後に構成部品を挿入する場合、アセンブリ ツールバーで構成部品の挿入 (Insert Components)をクリック、または挿入(Insert)、構成部品(Component)、 既存の部品/アセンブリ(Existing Part/Assembly)をクリックします。

構成部品の挿入(Insert Component)PropertyManager が表示されます。始点-終点リストに定義されている構成部品はルート コネクタ挿入(Insert route connectors)に、配置する準備ができた状態で最初の構成部品が選択されて表示されます。

トップレベルのアセンブリに既にコネクタを配置した場合は、ソフトウェアはこれらを検知し、ルートのサブアセンブリに重複するアイテムが挿入されることはありません。 電気コネクタの配置 (Placement of Electrical Connectors)を参照してください。

  1. グラフィック領域内をクリックして最初の構成部品を配置します。

    次の構成部品は自動的に選択され、すべての構成部品が配置されるまで続きます。最後の構成部品が配置された後、ルート プロパティ PropertyManager が表示されます。

  1. ルート プロパティPropertyManager のオプションを設定します。

  2. をクリックします。

次の様になります:

  • 3D スケッチが新しいサブアセンブリで開かれます。

  • 新しいルート サブアセンブリは仮想構成部品として作成され、[Harness<n>-<assembly_name>] として FeatureManager デザインツリーに表示されます。

  • 各コネクタでスケッチに短い線が追加され (コネクタの接続点(CPoint)から外側へと) 、線に沿ってケーブルの長さが生成されます。

  • 自動ルート(Auto Route)PropertyManager が表示されます。

ルート アセンブリを外部に保存(Save route assembly externally)をルーティング オプション(Routing Options)で選択解除すると、新しいルート サブアセンブリは仮想構成部品として作成されます。

ルートを作成するには:

  1. 次のいずれかの組み合わせを使用して構成部品間にパスをスケッチします:

  • 自動ルート(Auto Route)を使用して次を行います:

    • バンドルする必要のある接続点のあるガイドラインを表示し、これらのガイドラインを操作して、ルートに変換します。

    • スプラインを成生します。

  • 3D スケッチ ツールを使用して直線やスプライン、フィレットをスケッチします。

  • ケーブル クリップまたはその他のルーティング ハードウェアを使用してスプラインを生成します。

  1. ルート セグメントに電気属性を指定するには、電気ツールバーの[ワイヤ編集 (Edit Wires)] をクリック、または[ルーティング (Routing)][電気 (Electrical)][ワイヤ編集 (Edit Wires)] をクリックします。

    ワイヤ編集(Edit Wires)PropertyManagerが表示され、開始-終了リストのケーブル/ワイヤ データと接続データを表示します。データを編集する必要はありません。但し、データがルートに関連付けられるようにするには、ワイヤ編集(Edit Wires)コマンドを実行する必要があります。

  2. をクリックします。

  3. 3D スケッチを終了します。

以下がルート サブアセンブリの FeatureManager デザインツリーに現われます:

  • 構成部品 (Components)フォルダはルートに配置したコネクタとクリップを含みます。

  • ルート部品 (Route Parts)フォルダは仮想構成部品として既存のスケッチに作られたケーブルを含みます。

  • ルート (Route) フィーチャーはケーブルのパスを定義する 3D スケッチを含みます。3Dスケッチはルート サブアセンブリの構成部品とパラメトリックな関係になります。構成部品を移動すると、ケーブルは自動的に更新されます。

ルート編集 (Edit Route)(電気ツールバー)をクリックし、既存の電気ルートを編集します。

ルートを終了した後で、始点-終点リストを変更する場合、次にルートを編集するとき、警告が現われます。始点/終点の再インポート (Re-Import From/To)(電気ツールバー)をクリックして、新しい始点-終点データでルートを更新します。

 



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