未然に問題を回避するためのファイル管理
ハードディスクで未然に問題を回避するようなファイル管理を行うとソフトウェアとハードウェアの2つの領域の問題を回避することができます。
ジャーナル ファイル
パフォーマンスを改善するためにSolidWorks ジャーナル ファイルはローカルハードディスク上に保存してください。
ジャーナル ファイルは、数多くのプロセスを記録します。例えば、モデルを回転すると、回転の増加分がジャーナル ファイルに記録されます。ジャーナル ファイルがネットワーク ドライブ上に存在する場合、トラフィックによるネットワークパフォーマンスの変動の影響を受けます。
自動回復ファイル
自動回復ファイルはローカルハードドライブ上に保存してください。
自動回復情報は、バックアップ(Backups)で設定可能なオプションの 1 つです。自動回復ファイルには、システムの不良などが発生した場合にファイルの回復を行うのに必要な情報が含まれています。
自動回復は、ドキュメントのバックアップコピー作成とは、異なります。この 2 つの機能のオプションは、同じ場所から設定します。
メンテナンス
定期的に、バックアップと一時(テンポラリ)ディレクトリをチェックし、クリーンアップを行ってください。
ディスク空き容量
十分なディスク空き容量があることを確認してください。
ハードドライブには、250-500MBのディスク空き容量が必要です。自動回復やSolidWorks バックアップファイルの作成の設定をしている場合、よりディスクの空き容量が必要になります。