平面と軸の自動サイズ(Automatic Sizing of Planes and Axes)

作成する平面や軸は、作成先のジオメトリまたはモデル ジオメトリの境界ボックスに合わせて自動的にサイズが調整されます。ジオメトリのサイズが変更されると、それに合わせて平面や軸も更新されます。

手動で平面や軸のサイズを変更することで、自動サイズを修正することができます。この場合、そのエンティティの以後の自動サイズが無効になります。自動サイズを再び有効にするには、ショートカット メニューの自動サイズ(Autosize)を選択します。
作成された平面は、作成された平面のジオメトリよりも 5% 大きく、または境界ボックスよりも 5% 大きくなります。そのため、面上に直接平面を作成したり、また直交するジオメトリから平面を作成した場合に発生する選択の問題を防ぐのに便利です。

平面の自動サイズのサンプルを参照するには:

  1. 平坦な面を選択し、オフセット平面を作成します。
    オフセット平面 1 が表示され、作成基準となっている面のジオメトリに合わせて自動的にサイズが調整されます。
    Ref_geom_autosize1.gif
  2. 表示 (View) > 表示/非表示(Hide/Show) > 平面 (Planes)をクリックします。
  3. スケッチを編集してモデルの底辺の寸法を2倍にし、スケッチを終了します。
    平面 1 が作成された面のジオメトリを変更すると、平面 1 のサイズも自動的に更新されます。
    Ref_geom_autosize2.gif
  4. 上方向にドラッグして、平面 1 の上辺を手動でサイズ変更します。
    自動サイズが無効になります。
  5. 再びスケッチを編集し、底辺の寸法を元のサイズに戻し、スケッチを終了します。
    自動サイズが無効のため、平面 1 のサイズは自動的に変更されません。
    Ref_geom_autosize3.gif
  6. グラフィックス領域で平面 1 を右クリックし、自動サイズ (Autosize) を選択します。
    自動サイズが再び有効になります。平面 1 は、更新されたモデル ジオメトリに合わせて自動的にサイズ変更されます。
    Ref_geom_autosize1.gif