設定のコピー ウィザード

設定のコピーウィザードは、システムの設定を保存、回復、またユーザーやコンピュータ、プロファイルへと伝播します。

設定のコピー ウィザードは、SOLIDWORKS ソフトウェアの ツール(Tools) > 設定の保存/回復(Save/Restore Settings) から起動するか、または スタート(Start) > すべてのプログラム(ALL PROGRAMS) > SOLIDWORKS > SOLIDWORKS ツール(SOLIDWORKS TOOLS) > 設定のコピー ウィザード(Copy Settings Wizard) をクリックして起動できます。
ツール(Tools) > 設定の保存/回復(Save/Restore Settings)を選択すると、設定のコピー ウィザード(Copy Settings Wizard)が特別なモードで実行し、SOLIDWORKS ソフトウェアが稼働したまま、現在のユーザー設定を保存または回復できます。

SOLIDWORKS でオプションを設定すると、これらの設定はレジストリ ファイルに保存され、設定は 1 つの SOLIDWORKS のリリースから別のリリースとで、認識されます。 ほとんどのユーザーにとっては、この設定を保持するための必要な処置はありません。 但し、設定のコピーウィザードを使用して設定を分配できます。

次のような場合にシステムの設定を保存または回復できます。

  • システムのオプション(System options)
  • ツールバーのレイアウト (すべてのツールバー、またはマクロのツールバーのみ)
  • キーボード ショートカット
  • マウスジェスチャー
  • メニューのユーザー定義化
  • 保存されたビュー

設定をファイルに保存し、次のレジストリへと回復します:

輪郭(Profile) レジストリ
現在のユーザー(Current user) 現在のユーザーの CURRENT_USER
1つまたは複数のネットワーク コンピュータ 選択コンピュータの LOCAL_MACHINE
1つまたは複数の移動ユーザープロファイル(One or more roaming user profiles) 選択ユーザーの CURRENT_USER
設定をネットワーク コンピュータや移動ユーザー プロファイルにコピーする作業はシステム管理者のみが実行するようにしてください。 ネットワーク コンピュータに設定を回復すると、設定は指定コンピュータの 新規SOLIDWORKS ユーザーに適用されます。 社内で移動ユーザープロファイルを使用している場合にのみ、設定を移動ユーザープロファイルに回復できます。

ユーザーがこれらのオプションを変更できないようにするには、設定アドミニストレータ ツール(Settings Administrator Tool)を使用して、SOLIDWORKS ソフトウェアを展開またはアップグレードするときに適用されるシステム オプションを設定することができます。

設定アドミニストレータ ツール(Settings Administrator Tool)は、SOLIDWORKS アドミニストレーティブ イメージでインストールされます。 ツールは、イメージを格納した場所から実行できます。 詳細は、インストレーションおよびアドミニストレーション ヘルプ(Installation and Administration Help)を参照してください。