部品およびアセンブリに対して質量、重心、慣性モーメントを割り当てる値を設定できます。
手動の方法
質量特性の上書き(Override Mass Properties)ダイアログ ボックスを使用して質量の値、重心、慣性モーメントを指定し、計算された値を上書きすることができます。 これは、構成部品の簡易表示を作成し、正しい質量と重心をモデルに割り当てる場合に便利です。 値を指定する際、これらを、当コンフィギュレーション(This configuration)、全コンフィギュレーション(All configurations)、または 指定コンフィギュレーション(Specify configurations)に割り当てることができます。
設計テーブル
設計テーブルでは、質量や重心の値を指定することができます。 設計テーブルの列ヘッダーで質量や重心を割り当てる際には、次の構文を使用します:
$SW-質量
$SW-重心
列ヘッダーでは、大文字と小文字は区別されません。
テーブルの本体セルに、質量の値を入力します。 重心の値は、
x
、
y
、
z
の書式で入力します。 あるコンフィギュレーションに対してこれらのフィールドが空白のままである場合には、計算による質量特性が使用されます。 設計テーブルで値を割り当てた後で 質量特性の上書き ダイアログ ボックスのチェック ボックスを選択解除すると、設計テーブル内の該当フィールドもクリアされます。
値を指定する場合は、質量特性オプション(Mass Properties)ダイアログボックスに指定された単位系を使用してください。
質量および重心を制御する設計テーブルのサンプル: