結果の比較の表示(Viewing Compare Results)
比較が終了すると、ウィンドウは2つにタイル表示されます。 結果は 比較(Compare)タスクパネル
に表示されます。 複数のアイテムを比較する場合、結果
の間を切り替えるためにタブを選択します。 比較オプション(Compare Options)ダイアログボックスで比較(Compare)オプションを設定します。
ピン機能
により比較(Compare)タスクパネルを結果をレビューしている間に表示したままにできます。
ドキュメント比較の結果タブ
(Compare Documents Results Tab)
異なる値を持つパラメータだけがドキュメント比較の結果(Compare Documents Results)タブに表示されます。
異なるファイル タイプのドキュメント2つを比較すると、両方のファイルに共通なファイル プロパティ(File Properties)やドキュメント プロパティ(Document Properties)などのプロパティのみが表示されます。
フィーチャー比較の結果タブ
(Compare Features Results Tab)
結果は2つのツリーで表示されます。1つは、参照部品用、もう1つは変更した部品用です。 ツリーはユニークで、変更された、比較されていないフィーチャーをリストします。 任意のアイテムをツリーでクリックし、対応するフィーチャーをグラフィックス領域でハイライト表示し、ツリーの下の詳細ボックスでパラメータを見ます。
比較されていないフィーチャーは、フィーチャー比較(Compare Features)ユーティリティーによってサポートされない厚み付け、キャビティ、結合、分割、移動/コピー、またはボディ削除フィーチャーになります。
閉じる際に色を保持(Keep colors on close )を選択し、変更されたユニークな面の色を保存します。 このオプションを選択解除しておくと、比較(Geometry)タスクパネルを閉じたときに元の部品の色が表示されます。
ジオメトリ比較の結果タブ
(Compare Geometry Results Tab)
をクリックして、グラフィックス領域で対応する面、または体積をハイライトします。
体積の比較
除去された材料とは、参照部品(またはアセンブリ)から除去された材料をいいます。 追加された材料は、参照部品、またはアセンブリへ追加された材料を指します。
結果は、<参照ドキュメント> と <変更したドキュメント>.SLDPRTドキュメントの体積 (Volume) 比較で表示されます。 このドキュメントを保持するには、アスクパネルで閉じる際にボディを保持(Keep bodies on close)を選択します。 比較(Compare) タスクパネルを閉じるとき、ドキュメントは開いたままで、それを保存することができます。
面比較
色付きのボックスは、変更されない、ユニーク、または変更されたいくつかの面を表示します。 ユニークな面は完全にお互いと異なります。 一つの部品内に存在しますが、別の部品には存在しません。 変更した面は、2つの面の重なった部分の面積が、小さい方の面の面積の 50% を超えて重なっています。
閉じる際に色を保持(Keep colors on close )を選択し、変更されたユニークな面の色を保存します。 このオプションを選択解除しておくと、比較(Geometry)タスクパネルを閉じたときに元の部品の色が表示されます。
部品表比較の結果タブ
(Compare BOM Results Tab)
ユーティリティは両方の部品表テーブルで列毎のヘッダーテキスト、列を比較します。 ヘッダーテキストがマッチしない場合、列は結果で見つからない列、または余分の列として現われます。 ユーティリティは、両方の部品表テーブルでアイテム番号を使い、列毎の部品表テーブルを比較します。 結果はこれらのアイテムを示すツリーで表示されます:
列がありません(Missing Columns) または 行がありません(Missing Rows): 変更されたドキュメントではなく、参照ドキュメントにある列、または行。
両方の部品表で見つからない、または余分な列を表示するためには 部品名 (Part Number) 欄を含めなければなりません。
余分な列(Extra Columns) または 余分な行(Extra Rows): 参照ドキュメントではなく、変更されたドキュメントにある列、または行。
不正な行(Failed Rows): 不正な行の基準(Criteria for failed rows)で選択した列を比較の基準として使用します。 不正な行は、両方の選択された列の部品表テーブルで同一のデータを持ちますが、他の列では同一ではないデータを持ちます。
例
BOM 1 と BOM 2 テーブルでは、PART NUMBER を 不正な行の基準(Criteria for failed rows)として選択します。
BOM 1:
部品番号(ITEM NO.) |
部品名(PART NUMBER) |
注記(DESCRIPTION) |
個数(QTY.) |
1 |
101 |
aaa |
1 |
2 |
102 |
bbb |
2 |
3 |
103 |
ccc |
1 |
BOM 2:
部品番号(ITEM NO.) |
部品名(PART NUMBER) |
注記(DESCRIPTION) |
個数(QTY.) |
1 |
101 |
GGG |
1 |
2 |
102 |
bbb |
2 |
3 |
103 |
HHH |
2 |
比較結果(Comparison Results): タスクパネルで、部品表比較(BOM Compare)で 不正な行(Failed Rows)を選択して下に表示される詳細を表示します。
部品名(PART NUMBER) |
列名 |
部品表 1 の値 |
部品表 2 の値 |
101 |
注記(DESCRIPTION) |
aaa |
GGG |
103 |
注記(DESCRIPTION) |
ccc |
HHH |
103 |
個数(QTY.) |
1 |
2 |
部品名(PART NUMBER)列データは、両方の部品表で同一です。 データは、列の名前(Column Names)の下の特定の部品名列に表示されるものとは同一ではありません。 異なる値は、部品表 1 の値(BOM 1 Value) と 部品表 2 の値(BOM 2 Value)で表示されます。
表示の同期(View Synchronization)
2つの部品のグラフィックス領域表示は同期化されます。 片方の部品の表示設定を変更すると、もう片方の表示も同時に更新されます。
表示の同期は、比較(Compare)タスクパネルが開いている間のみアクティブになります。 表示の同期をユーザーがコントロールするためのオプションは設定されていません。