疲労プロット(Fatigue Plot)
疲労解析を行なった後、モデルの寿命、損傷、安全率をプロットすることができます。
静解析スタディが N 回起こる唯一のイベントの状態で静解析を実行し、疲労解析スタディを定義したとします。 材料の S-N カーブを下図のとして考えます:

荷重比に基づき、プログラムは、各節点の静解析スタディの応力値から正しい交番応力を決定します。
上のグラフでは、緑の点は、1つの節点に対する交番応力(Y 軸) と イベントが起こるサイクル数(X 軸)を示します。 3つの起こり得る結果のうち1つが各節点で起こり得ます:
点はカーブ上にあります。 疲労破壊はその位置で予測されます。
点はカーブの下にあります。 疲労破壊はその位置で発生しません。
点は S-N カーブの範囲外にあります。 モデルで最も高い修正された交番応力は S-N カーブの応力範囲の中になければなりません。 また、サイクル数 (N) は、S-N カーブのサイクル範囲の中にあるべきです。 その他の場合、交差点の代わりに、プログラムは S-N カーブの端点を使用します。
注記: 議論を単純化するために、材料の複数の S-N カーブと複数のイベントが定義されることを考えませんでした。
寿命、損傷、安全率のテーブルを表示
関連トピック
平均応力補正(Mean Stress Correction)
S-N カーブ(S-N Curve)
累積的損傷の理論(Theory of Cumulative Damage)
疲労解析の実行(Performing Fatigue Analysis)