SolidWorks Simulationで使用される材料特性(Material Properties Used by SolidWorks Simulation)
弾性係数は静解析、非線形解析、固有値解析、動解析、座屈解析で使用されます。
せん断係数は静解析、非線形解析、固有値解析、動解析、座屈解析で使用されます。
ポアソン比は静解析、非線形解析、固有値解析、動解析、座屈解析で使用されます。
温度膨張率は温度荷重のある静解析、固有値解析、座屈解析で使用されます。 固有値解析では、この特性は振動の荷重の効果(面内剛性効果)を考慮する場合にのみ使用します。
熱伝導率は定常、非定常熱伝導解析で使用されます。
質量密度は静解析、非線形解析、固有値解析、動解析、座屈解析、熱伝導解析で使用されます。 静解析と座屈解析はこの特性の物体力(重力または遠心力)を定義する場合のみに使用します。
比熱(Specific Heat): 比熱は材料の単位質量あたりの温度を一度上げるのに必要な熱量として定義されます。 比熱の単位は、US単位系でBtu in/lbf oF 、SI単位系でJ/kg K です。 この特性は非定常熱伝導解析でのみ使用されます。
材料減衰比(Material Damping Ratio): 材料減衰比は、減衰の定義を材料特性として行うことができます。 このプロパティは動解析に使用され、相当モーダル減衰比を計算します。