レイ トレーシングの例(Example of Ray Tracing)
下記の図では、屈折をもつオブジェクトが矩型で、投じられる光線が矢印で表現されています。 光線0は、左側にあるカメラ、またはビューアから投影されています。
光線1は、オブジェクトに入る際に屈折します。光線2は、オブジェクトを抜ける際にも屈折します。 光線3 と光線4も、光線1や光線2と同じように屈折します。屈折の数(Number of Refractions)の値を2に設定すると、最初のオブジェクトに入る光線、およびオブジェトを抜ける光線により光線の最大数が満たされていることになるため、2つめのオブジェクトは不透明になります。

下記は、反射性があり、屈折する材料がモデルやシーンに適用された場合の例を示しています。
反射の数 = 0
屈折の数 = 0
すべての材料は光沢のないくすんだ色として表現されます。 |

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反射の数 = 1
屈折の数 = 0
次は、右側の球と左側の壁に高い反射性をもつ材料を適用した場合の違いを示しています。 |

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反射の数 = 1
屈折の数 = 2
左側の球に高い反射性を適用した場合の違いを示しています。 |

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