輪郭ラインのルール（Rules for Contour Lines）

輪郭ラインは、隠線なしエッジと同じ位置に描かれるわけではありません。 隠線なしモード(Hidden Lines Removed)で表示されている次のモデルを考えます：

モデルの外側エッジ（Outside Edges of Models）

輪郭ラインは、モデルの外側エッジ上に描かれています。 表示方向の変更に従って、別のエッジが輪郭ラインとして描かれる場合があります。 外側エッジの一部が、青い矢印でハイライトされています。

隣接面がシャープな角度を持つエッジ（Edges Where Adjacent Faces Are at a Sharp Angle）

隣接面の垂直方向の角度が 89.5°より大きい場合、輪郭ラインはエッジ上に描かれます。 この例では、隣接面との角度がシャープでないため、Xのあるエッジ上には輪郭ラインは描かれません。 !のあるエッジの場合、隣接面との角度が 100°のため、輪郭ラインが描かれています。

隣接面に異なる外観が指定されているエッジ（Edges Where Adjacent Faces Have a Different Material）

隣接面に異なる外観が指定されていると、輪郭ラインが描かれます。 これには、同じ外観を隣接面に指定した場合も含まれます（外観のコピーがソフトウェアによって指定されるため）。 この例では、異なる外観がXのある面に追加されています。 このため、異なる外観の境界線を表す2つの輪郭ラインが追加されます。

ジオメトリのインポート(Imported Geometry)

同じ表示方向をもつ２つの面間の輪郭ラインは、２つの面が異なるレンダリング　オブジェクト、または異なる外観やデカルに属する場合を除き、表示されません。

レンダリング　オブジェクトは、各SolidWorks フィーチャーに対して作成されるため、輪郭ラインあｈ、２つのSolidWorks フィーチャーの間に作成されます。

但し、SolidWorks で別のオブジェクトは、別のフォーマット（IGES 等）からジオメトリとしてインポートされると１つのオブジェクトになります。 この場合、輪郭ラインは作成されません。