SolidWorks eDrawings ファイルを作成する（Creating SolidWorks eDrawings Files）
次の情報はいくつかの CAD システム特有のものです。 該当する情報に関しては、SolidWorks eDrawings 機能マトリックス（SolidWorks eDrawings functionality matrix）を参照してください。
eDrawings ファイルは次を使用して作成できます:
SolidWorks eDrawings Viewer
SolidWorks eDrawings Viewer を使用して eDrawings ファイルを作成するには:
SolidWorks eDrawings でサポートされる種類のドキュメントを開きます。
-
保存 
（Save）をクリックするか、ファイル（File）、指定保存（Save As）をクリックします。
名前を付けて保存（Save As）ダイアログ ボックスのファイルの種類（Save as type） では、自動的に適切な eDrawings ファイルの種類が指定されます。 ファイルは eDrawings ファイル (*.eprt、*.easm、*.edrw) またはその他のファイル フォーマットで保存できます。
使用可能なオプションから選択します：
ファイルを保存する場所まで参照し、ファイル名（File name）を確認し、保存（Save）をクリックします。
SolidWorks
SolidWorks リリース（SolidWorks Release）: SolidWorks 97Plus 以降の任意の SolidWorks ドキュメントを参照できます。
大規模アセンブリ モード（Large Assembly Mode）: 選択されている場合、アセンブリ図面にある高精度の隠線なし/隠線表示ビューから作成された eDrawings ファイル（.edrw）にシェイディング データは含まれません。 図面の全てのビューが高精度に設定されている場合、eDrawings ファイルにシェイディング データは一切含まれず、図面を eDrawings でアニメーション化することはできません。
レビュー機能が有効（Review-enabled）: SolidWorks eDrawings Professional をインストールした場合、SolidWorks ドキュメントを元に作成するとレビュー機能が有効な eDrawings ドキュメントになります。無償の eDrawings Viewer をインストールした場合、 レビュー機能は有効になりません。
指定保存 vs. ファイル作成（Save As versus Publish）
SolidWorks では 指定保存（Save As）あるいはeDrawings ファイルの作成（Publish eDrawings file）を使用して eDrawings ファイルを作成できます。
|
|
指定保存 |
作成 |
|
eDrawings ファイルの保存 |
eDrawings が SolidWorks から保存されます。 ファイル名と位置を指定します。 |
SolidWorks からファイルは保存されません。ファイルを eDrawings から保存する必要があります。 |
|
自動的に eDrawings で開く |
ファイルは eDrawings で開きません。 |
作成された内容が eDrawings で開かれます。 |
|
使用可能なオプション |
名前を付けて保存（Save As）ダイアログ ボックスからオプション（Options）ダイアログ ボックスにアクセスできます。 |
SolidWorks で指定されている 指定保存（Save As）のオプションが適用されます。 |
指定保存（Save As）
SolidWorks の指定保存機能を使用して eDrawings ファイルを作成するには:
-
SolidWorks ドキュメントで、ファイル（File）、指定保存（Save As）を選択します。
SolidWorks ではファイルの種類（Save as type）ボックスに適切な eDrawings ファイルの種類を表示します。
部品ドキュメント (*.sldprt)： eDrawings (*.eprt) として保存します。
アセンブリ ドキュメント (*.sldasm): eDrawings (*.easm) として保存します。
図面ドキュメント (*.slddrw) : eDrawings (*.edrw) として保存します。
ドキュメントに複数のコンフィギュレーション、表示状態、図面シートが含まれる場合は、現在（Current）あるいはすべて（All）を選択するか、リストから選びOKをクリックします。
オプション（Options）をクリックして次のオプションから選択し、OKをクリックします:
eDrawings の測定開始（Okay to measure this eDrawings）: eDrawings Professional ユーザーによるモデル測定を有効にし、ファイルがレビュー機能が有効な場合はすべての eDrawings ユーザーによるモデル測定を有効にします。
部品&アセンブリの STL エクスポートを許可(Allow export to STL for parts and assemblies)： eDrawings ファイルの受信者が、ファイルを eDrawings Viewer からSTLファイル フォーマットで保存できるようにします。 ファイルをSTLファイルとして保存する（Saving Files as STL Files）も参照してください。
シェイディング データを図面に保存（Save shaded data in drawings）： 図面ドキュメントのシェイディング データとドラフト精度データを作成した eDrawings ファイルに保存します。 選択解除したとき、シェイディング とドラフト精度ビューは eDrawings ファイルから削除されます。
また、このデータをエクスポートする前に、オプション
(Options)、 図面(Drawings)のシェイディング ビューとドラフト精度ビューを持つ図面ファイルのテソレーション データを保存(Save tessellated data for drawings with shaded and draft quality views)を選択しなければなりません。 選択解除すると、シェイディング とドラフト精度ビューは eDrawings ファイルでは表示されません。
部品表のフィーチャーを eDrawings ファイルに保存（Save bill of materials features to eDrawings file）: 保存する部品やアセンブリに部品表が含まれている場合、エクスポートする eDrawings ファイルに部品表の情報も含ませることができます。
モーション スタディをeDrawingファイルに保存(Save Motion Studies to eDrawings file): SolidWorks モーション スタディ で作成されたアニメーションを eDrawings ファイルに保存します。
保存（Save）をクリックします。
作成（Publish）
SolidWorks で eDrawing ファイルを作成するには:
eDrawings <バージョン番号> ファイルの作成 
（eDrawings ツールバー ）をクリックするか、ファイル（File）、eDrawings<バージョン番号> ファイルの作成をクリックします。
ドキュメントに複数のコンフィギュレーション、表示状態、図面シートが含まれる場合は、現在（Current）あるいはすべて（All）を選択するか、リストから選びOKをクリックします。
作成された SolidWorks の内容が eDrawings Viewer に表示されます。
eDrawings Viewer で保存 （Save）をクリックするか、ファイル（File）、保存（Save）を選択します。
指定保存（Save As）で使用可能なオプションから選択します。
ファイル名（File name）ボックスに ファイルの名前を入力し、保存 （Save）をクリックします。
eDrawings の保存オプション（eDrawings Save Options）
保存するドキュメントによって、複数のオプションが選択可能になる場合があります。
STLエクスポート（Allow STL Export）: eDrawings ファイルの受信者がこのファイルをSTLファイルとしてエクスポートできるように設定します。
シェイディング データとともに保存（Save with shaded data ）（図面のみ）: eDrawings ファイルにシェイディングの情報が含まれるようにします。
測定開始（Enable measure）: これで、eDrawings ファイルのジオメトリの測定が可能になります。 このオプションはデフォルトでオフに設定されています。