リモート変位(剛結合)(Remote Displacement (Rigid Connection))
このオプションは、リモート荷重によって置き換えられる部品が、モデル化される部品に対して適度に頑丈に取り付けられ、モデルの残りの部分に対してその部品が与えるリモート並進量と回転量、またはそのいずれかが明確である場合に選択できます。 制約条件が適用される点は、選択した面に剛体の棒によってしっかりと接続されています。
選択した面は、共通の1点に剛結合されているので、剛体としての変形以外は生じません。 各面の面積と形状は変化しません。 剛結合のある面付近には高い応力が発生する可能性があります。

リモート変位(剛結合)を面に設定する:
Simulation スタディ ツリーで 外部荷重
(External Loads)アイコンを右クリックし、リモート荷重/質量
(Remote Loads / Mass)を選択します。
タイプ(Type)で変位(剛結合)(Displacement (Rigid connection))を選択します。
グラフィックス領域から、リモート変位を設定したい面を選択します。
参照座標系(Reference Coordinate System)で、全体(Global)(デフォルトの全体座標系)またはユーザー定義(User defined)に設定します。
位置(Location)で次を行います:
並進(Translation)で以下の項目を設定します:
長さの単位
(Units)を設定します。
設定する成分をクリックし、値を入力します。
回転量(Rotation)で以下の項目を設定します:
回転量に使用する単位
(Units)を設定します。
設定する成分をクリックし、値を入力します。剛体の棒によって、適用される点と 選択面を結合します。
をクリックします。