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インデント - 概要とオプション(Indent - Overview and Options)

新しいインデント機能では、選択されたツール ボディの輪郭に十分に適合するポケットがターゲット ボディ内に作成されます。 ターゲット ボディとツールボディとの間のクリアランス、およびインデント機能により変形される領域の厚みを指定します。 インデント機能を使用すると、ターゲット ボディを変形したりターゲット ボディから材料カットしたりすることができます。

インデント機能では、ツール ボディの形状を使用してターゲット ボディ内にポケットを作成するため、最終的なボディには元の ボディよりも多くの面、エッジ、および頂点が表示されます。 これは、最終的なボディにおいても面、エッジ、頂点の数が変わらない変形フィーチャーとは異なる特徴です。

ポケットの作成に使用した元のツール ボディ形状を変更すると、インデント フィーチャーの形状も更新されます。

インデントは、特定の厚みおよびクリアランス値を持つ複雑なオフセットが要求される多数の用途で役立ちます。 例として、パッケージ、打ち抜き加工、モールド、機械部品の圧入などがあります。

必要条件(Requirements)

  • ターゲット ボディまたはツール ボディのいずれかが、ソリッド ボディであることが必要です。

  • インデントするには、材料を変形するには、ターゲット ボディがツールボディと接触する必要があります。 または、クリアランスの値は、ターゲット ボディを通る押し出しを考慮するものとします。

  • 材料をカットする場合には、ターゲット ボディとツール ボディが互いに接触する必要はありません。但し、クリアランスの値は、ターゲット ボディとの交差が作成可能なほど、十分に大きい値である必要があります。

  • サーフェス ツール ボディをもつソリッドをインデント(カット)するには、サーフェスは完全にソリッドと交差する必要があります。

ソリッド ターゲット ボディとサーフェス ツール ボディ

サーフェスは、ソリッド ボディを完全にカットする必要があります。

保持する部分を選択

クリアランス値を使用したインデント カットの結果

  • また、ソリッド ツール ボディでインデントした後にサーフェスを保持することもできます。

ソリッド ツール ボディを使用してサーフェスを保持した例 - 2mmのクリアランス

結果としてのクリアランスをもつサーフェスのインデント

また、サーフェス インデントからソリッド ツール ボディを削除することもできます。

  • インデントの組み合わせで、許可されていないのは、サーフェス ターゲット ボディとサーフェス ツール ボディです。

インデント フィーチャーを作成するには:

  1. フィーチャー ツールバーのインデント (Indent)をクリックするか、挿入(Insert)、フィーチャー(Features)、インデント(Indent)を選択します。

  2. PropertyManagerの選択アイテム(Selections)のセクションで以下を行います:

    1. ターゲット ボディ(Target Body) に、インデントするソリッド ボディまたはサーフェス ボディをグラフィックス領域で選択します。

    2. ツール ボディ領域(Tool Body Region)に、1 つまたは複数のソリッド ボディまたはサーフェス ボディをグラフィックス領域で選択します。

    3. 選択保持(Keep Selections)または選択削除(Remove Selections)を選択して、保持するモデルの側面を指定します。 これらのオプションは、インデントするターゲット ボディの側面を反転します。

    4. ソリッドまたはサーフェスのいずれの場合にも、ターゲット ボディ (Target Body)の交差領域を削除するには、 カット(Cut)を選択します。 この場合には厚み(Thickness)はありませんが、クリアランス(Clearance)は適用されます。

ツール ボディがサーフェスであって、材料をカットする場合には、カット方向をコントロールするマニピュレータが表示されます。 材料のカットする側面を反転するには、グラフィックス領域でマニピュレータをクリックするか、または PropertyManager でカット方向の反転(Flip Cut Direction)を選択します。

  1. パラメータ(Parameters)で:

    1. 厚み(Thickness) (ソリッドのみ)を設定してインデント機能の厚みを決定します。

    2. クリアランス(Cearance)を設定して、ターゲット ボディとツール ボディとの間のクリアランスを決定します。 必要に応じて反対方向 (Reverse Direction)をクリックします。

  2. OK をクリックします。

インデントフィーチャーの例(Examples of Indent Features)

  • ドリル パッケージ

  • マルチ部品パッケージ

  • 3 つのソリッド ツール ボディによるサーフェス ターゲット ボディのインデント

  • 3 つのソリッド ツール ボディによるシェルおよびリブ付きソリッド ターゲット ボディのインデント

  • サーフェス ツール ボディによるソリッド ターゲット ボディのインデント



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