バックアップ/回復 オプション(Backup/Recover Options)
自動回復、バックアップの頻度とバックアップ ファイルを保存するフォルダー、及び保存通知の設定を行います。
自動回復と保存通知は、設定された分の値、または変更(changes) によってコントロールされます。 変更は:
自動回復とバックアップのオプションを設定するには:
(標準ツールバーの)オプション
(Options)をクリックするか、ツール(Tools)、オプション(Options)をクリックします。
バックアップ/回復(Backup/Recover)を選択します。
次のオプションから選択し、OKをクリックします。
全リセット(Reset All) は、アクティブ ページのオプションだけでなく、すべてのシステムのオプションをデフォルト設定に戻します。
自動回復
自動回復は、アクティブなドキュメントの情報を保存し、システムが予期せず停止した場合の(例として、停電や異常事態による停止)データの損失を防ぎます。 このような場合は、SolidWorksを次回起動した場合、回復ファイルがタスクパネルドキュメント回復(Document Recovery)
タブに表示されます。 自動回復では、元のファイルは、上書きされません。 回復したドキュメントを使用して元のファイルを上書きできます。
もし、2回目のアプリケーションのセッションを開始するなら、メッセージは自動回復が働かないことを知らせます。 2回目のセッションを継続することもできますし、古いセッションを終了させ、新しいセッションを開始できます。
自動回復では、指定した時間や、変更の回数に達した場合、開いているドキュメント用のファイルが作成されます。 これらのドキュメントを保存するとファイルは閉じ(そして削除され)ます。
SolidWorks Simulation が追加された場合、実行時間と変更数が時間間隔か変更のカウント数に含まれます。
自動回復情報を <n>回、<分>毎に保存 自動回復が有効になっているとき、保存間隔の分、または変更の回数を指定します。
自動回復フォルダ
メッシュ化とシミュレーション スタディ実行後に自動回復情報の保存(Save auto-recover info after meshing and after running a simulation study): メッシュ化やスタディ実行を完了すると、SolidWorks は自動的にファイル回復情報を保存します。 このオプションは SolidWorks の次の間隔で自動回復情報を保存(Save auto recover info every)機能を補助します。 SolidWorks Simulation がアドインで追加されている場合のみ有効になります。
バックアップ(Backup)
バックアップでは、ファイルへの変更が保存される前に元のドキュメントのバックアップが保管されます。 バックアップは、最後に保存したドキュメントのバージョンよりも1つ前のバージョンになります。 バックアップ ファイルには、<ドキュメント_名> のバックアップという名前が付きます。 ドキュメントの複数バックアップは、最新バージョンである、Backup (1)、2番目に最新のバージョン、Backup (2)などと、順番に表示されます。
アクティブなドキュメントへの変更が誤って保存された場合、バックアップ ファイルを開くと、ドキュメントは変更を加える前の状態になります。
変更を加えずにドキュメントを保存すると、バックアップ ファイルは元のドキュメントと同じになります。
各ドキュメントのバックアップ コピー数(Number of backup copies per document): バックアップが有効になっているとき、それぞれのドキュメントに対して保存される 1 から 10 のコピー回数を指定します。
バックアップ フォルダー (Backup Folder): バックアップファイルを元のドキュメントと同じ場所に保存(Save backup files in the same location as the original)を選択している場合には使用できません。
バックアップファイルを元のドキュメントと同じ場所に保存(Save backup files in the same location as the original): このオプションは、任意の指定フォルダーよりも優先されます。
次の日付より古いバックアップを削除<n>(Remove backups older than) SoidWorksを開始したとき、全ての日付の古いバックアップが削除されます。
定期的にバックアップ ディレクトリまで参照し、バックアップコピーによってディスク空き容量が少なくなっていなかどうか確認します。
保存通知
アクティブドキュメントが指定された時間、保存されていないとき、透明なメッセージ、未保存ドキュメント通知(Un-Saved Document Notification) がグラフィックスエリアの右下に表示されます。 アクティブドキュメントを保存するために、または全ての開いているドキュメントを保存するために、メッセージでコマンドをクリックして下さい。 メッセージは数秒後に消えていきます。
ドキュメントが次の時間保存されていない場合は確認する <n> <units> 通知が有効になっているとき、保存間隔の分、または変更の回数を指定します。