照明の概要(Lighting Overview)
モデルをシェイディング表示する際に使用する照明の方向、照度、色を調整することができます。 各種の光源を追加し、その特性を変更することによってモデルに様々な照明をあてることができます。
モデルの外観を変更し、照明プロパティの効果を増減させることができます。
光源の種類(Light Types)
光源には次のような種類があります。
アンビエント光源(Ambient Light) では、全方向から光が均等に拡散されます。 白い壁の部屋にある照明は、光が白い壁や部屋にある物体に反射するため、アンビエント ライトの効果が高くなります。
指向性光源(Directional Light) は、モデルから無限に離れた位置にある光源から指しているように見えます。 これは 1 つの方向からの平行な光線から成り立つ円柱状の光源で、太陽光線にたとえることができます。
点光源(Point Light) は、モデル空間の特定の座標にある非常に小さい光源から発する光です。 すべての方向に光線を照射します。 上から吊り下げた小さな電球のような効果があります。
スポット光源(Spot Light) は焦点の絞られた照明です。。円錐形の光線が放たれ、光は円錐形の中心でもっとも照度が高くなります。 また、モデルの特定の領域に向けて光をを照らすことができます。 モデルに対する光源の位置と距離、光線が広がる角度を調節できます。
光源を追加、削除、オフに設定、または変更するには、照明の基本的な調整を参照してください。
システムのデフォルトの照明(System Lighting Defaults)
デフォルトで、シーン
(Scene)フォルダ(DisplayManager のシーン、照明、カメラにあります)には、1つのアンビエント(Ambient)と 3 つの指向性(Directional)光源が含まれます。
アンビエント(Ambient)光源のオン/オフを切り替えることはできますが、削除したり付加的なアンビエント(Ambient)光源を追加したりすることはできません。
指向性(Directional)光源はオン、またはオフに設定、また削除できます。 また、指向性(Directional)光源を追加することもできます。
デフォルトで、光源は SolidWorks ではオン、PhotoView 360 ではオフに設定されています。
ドキュメントあたり最大の照明数は9個です(アンビエント光源 (Ambient light)と、その他8個)。