指定保存(Save As)ダイアログ ボックスを使用しないアプリケーションからファイルがどのようにボルトに保存されるかを制御するには、ファイルを追加(Adding Files)ページを使用します。
デフォルトでは、アプリケーションがWindows標準の指定保存(Save as)ダイアログ ボックスを使用しない場合、アプリケーションによって作成されたファイルはローカルにしか保存されません。ファイルをボルトに入れるには、ボルト ビューでファイルを右クリックしてファイルをボルトに追加(Add to file vault)を選択します。
この設定によって、指定したファイルがボルトに追加されます。ファイルが追加される間、Enterprise PDMのシステム トレイ アイコンには緑のプラス記号が表示されます
。表示しないように設定しない限り、ファイルが保存されると、追加されたファイルの数が通知バルーンに表示されます。
設定(Settings)ダイアログ ボックスを表示するには、ユーザーを右クリックして設定(Settings)を選択します。
拡張子を追加(Added extensions)
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指定保存(Save as)ダイアログ ボックスによって保存しなかった場合でも常にEnterprise PDMで追加を試行するファイルの拡張子を入力します。
ファイル拡張子はセミコロンで区切ります。
拡張子はそれぞれ指定する必要があります。ワイルド カードは適用されません。
たとえば、ユーザーが新しいInventorプロジェクト ファイルを作成し、ボルトのパスにポイントしても、ファイルはボルトに追加されずローカル ファイルになります。リストに拡張子.ipjを追加することで、ボルトに追加されるようになります。
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除外するファイル(Excluded files)
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ボルトに追加しないファイルのパターンを、拡張子または名前で指定します。パターンには、*や?などのワイルドカードも使用できます。
たとえば、一部の.tmpファイルはアプリケーションによって作成されたときに自動的にボルトに追加されます。これらをローカルにのみ保存するには、除外するファイルのリストにパターン*.tmpを追加します。
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通知バルーンを表示することなく、新しいファイルをバックグラウンドで追加(Add new files silently without showing a notification balloon)
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アプリケーションからボルト ビューへのファイル保存が成功したときに、通知バルーンが表示されなくなります。警告は引き続き表示されます。
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