VaultAdmin 検索(VaultAdmin Search)
VaultAdmin の検索(Search)タブで、ボルト メタデータのインデックス化を実行できます。インデックスにより、ボルト内のドキュメント検索のパフォーマンスが改善されます(特に複数のドキュメントでコンフィギュレーション特有のプロパティが指定されている場合)。
インデックス化が有効化されている場合、すべてのドキュメント リビジョンが検索されます。インデックス化が無効化されている場合は、最新のリビジョンのみが検索されます。
インデックス機能を使用するには、Microsoft® インデックス サービスをインストールする必要があります。
インデックスはシステムのアイドル タイムを使用して作成されるため、サーバーが専用コンピュータ上にある場合のみ Microsoft インデックス サービスを実行可能にしてください。専用コンピュータを使用する場合でも、最新のメタデータ変更をインデックス化するには時間がかかり、検索を実行しても不正確なゼロの値がかえされる場合があります。
一般
インデックス検索を有効にする(Enable Indexing Service Search):カタログがボルト用に作成されている場合に使用できます。もし、Microsoft Indexing Service をインストールしていない場合、このオプションと作成・削除のオプションは利用できません。
オペレーション
カタログ作成(Build Catalog):Microsoft インデックス サービス カタログを作成します。この作業では、既存のカタログが削除され、すべてのドキュメント メタデータがインデックス ファイル フォルダ(Index files folder)の .pdmi に保存されます。これにより、SolidWorks Workgroup PDM カタログで Microsoft インデックス サービスが値をインデックス化(すべてののプロパティを保存)できるようになります。
カタログ削除(Remove Catalog):Workgroup PDM カタログとインデックス (.pdmi) ファイルを削除します。
Workgroup PDM カタログ ステータス
最新のカタログ゙ではありません(Catalog is not up to date):インデックスが更新されておらず、検索が実行できないか、Microsoft インデックス サービスがまだ .pdmi ファイルをインデックス化している途中であることを表します。
カタログの更新が必要です(Catalog is out of date):Microsoft インデックス サービスがオフに設定されている間に、ボルト メタデータが変更されたことを表します。ボルト管理者はカタログを再構築する必要があります。
Workgroup PDM カカタログが存在しません。カタログがまだ作成されていない状態。
合計ドキュメント数(Total documents count):カタログにあるファイル数。
インデックス化するドキュメント(Documents to index):インデックス化が必要なファイルの数。
32個以上のドキュメントがインデックス化するドキュメント(Documents to index)に表示されると、インデックス化は使用されません。
更新(Refresh):Workgroup PDM カタログ ステータスのアイテムを更新します。
フォルダ
カタログ位置(Catalog location):Microsoft インデックス サービス サーバーのカタログ ファイルのある位置。デフォルト位置: <ボルト_ルート_フォルダー>\data。
インデックス ファイル フォルダー(Index files folder):すべての .pdmi ファイルを含むフォルダー。これらのファイルはカタログを作成するために Microsoft インデックス サービスで処理されます。デフォルト位置: <ボルト_ルート_フォルダー>\data\MSSearch。