設計テーブルでの構成部品の表示設定(Visibility of Components in Design Tables)
設計テーブルのパラメータである$表示($SHOW)は使われなくなります。
SolidWorks 2006以降では、構成部品の非表示/表示を表示状態により制御します。設計テーブル内に$表示を使用している古いドキュメントを最初に開く際に、ソフトウェアは設計テーブルで指定されている非表示/表示状態を用い、モデル内の各コンフィギュレーションに対して表示状態を作成します。
設計テーブル内の$表示パラメータを用いた列は不必要となり、これらの列に対する変更も無視されます。 これらの列は削除することも(推奨)、そのままにしておくことも可能です。
アクティブな表示状態に対しては、非表示/表示状態(および表示モード、色、テクスチャ、および透明度)の変更を表示パネルで行うことが可能です。
表示状態は、アセンブリの各コンフィギュレーションに対して複数作成することが可能です。設計テーブルでは、$表示状態($DISPLAYSTATE)パラメータによりコンフィギュレーションのアクティブな表示状態を設定します。
アセンブリにおける構成部品の表示と非表示の様々な組み合わせに対して別々のコンフィギュレーションが使用されている場合には、それらの組み合わせを単一コンフィギュレーションの異なる表示状態として定義することが可能になりました。 これにより、複数の表示状態間の切り替えをコンフィギュレーションを変更することなく行うことが可能となり、特に大規模アセンブリにおいて、パフォーマンスの向上が行えます。