測定 PropertyManager(Measurement PropertyManager)
TolAnalyst スタディを作成するための最初のステップでは 、測定を 2 つの DimXpert フィーチャーの間の直線寸法として指定します。
例(Examples)
この測定は、3つの部品を含むアセンブリの全長です。
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この測定は、穴と軸の間の隙間です。
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次の任意の DimXpert フィーチャーの間で測定の定義を行うことができます。選択されたフィーチャーが平面、線、または軸の種類の組み合わせであるとき、それらはお互いに平行でなければなりません。サーフェス タイプは正確な点を使用することを必要とします。
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点タイプ:球(Sphere)、交点(Intersect Point)
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軸タイプ:ボス(Boss), 円錐形(Cone), 円筒形(Cylinder), 単一穴(Simple Hole), 座ぐり穴(Counterbore Hole), 皿穴(Countersink Hole), スロット(Slot)
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線タイプ:交差線(Intersect Line)
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平面タイプ:切り欠(Notch)、平面(Plane)、幅(Width)
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サーフェス タイプ:面
測定を定義するには:
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2 つのフィーチャーの面(測定開始(Measure From)と測定終了(Measure To))を選択し、測定を定義します。
どのフィーチャーを測定開始
(Measure From)と測定終了(Measure To)に指定するかによって、結果に影響します。
グラフィックス領域に長さ寸法が表示されます。
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クリックして寸法を配置します。
メッセージ(Message)ボックスが黄色から緑になり、測定が定義されたことを示します。
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必要に応じて PropertyManager オプションを選択します。
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をクリックします。
PropertyManager オプション(PropertyManager Options)
測定開始(Measure From)と測定終了(Measure To)
この面を選択
(Selected face):測定を定義するために、2つのフィーチャーで面を選択します。
正確な点を指定(Specify Exact Point):測定を1つまたは両方のフィーチャーの正確な点まで指定します。設定すると、ワーストケースの結果の計算が、境界全体やフィーチャーの軸では無く、指定した点で行われます。 
頂点あるいは参照点(挿入(Insert)、参照ジオメトリ(Reference Geometry)、点(Point)を使用して定義)を明示的な点に指定できます。明示的な点は、フィーチャーの平面または軸と一致しますが、フィーチャー境界内や軸の端点内にあることが必要条件ではありません。
参照点を利用した明示的な点の使用方法を次の例で示します。
2つのピンの上に作成された参照点を使用して測定を定義。
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参照点を2つの平面上で相対する面に配置。
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中心(Center)、最小(Minimum)、最大(Maximum):測定をフィーチャーの中心やエッジに指定します。これらのオプションはサイズ指定フィーチャー(feature-of-size)を選択した場合に利用できます。
例:
最小と最大のオプションは次のフィーチャーでサポートされます:
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ボス(Boss)
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円筒
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切欠(Notch)
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単一穴(Simple Hole)
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スロット(Slot)
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幅
測定方向(Measurement Direction)
2つの軸(スロットの軸を含む)の間を測定する際、寸法の方向を設定します。
X, Y, Z:これらのオプションは座標系に関連し、フィーチャーの軸に対して垂直な各軸において使用可能になります。
N:垂直方向(Normal)。寸法を2つの軸に対して垂直な最短距離に指定します。
U:ユーザー定義(User defined)。寸法を選択線に沿って、あるいは選択平面に対して垂直に指定します。
この例では、2つの軸受内径面の間のオフセットを評価するために、2つの測定が指定されています。1つはX軸に沿って定義され、もう片方はZ軸に沿って定義されています。
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