Enterprise PDMのワークフロー(Workflows)は、社内で実施される社内ワークフローを表します。 ワークフローは、ユーザーまたはグループごとにアクセス可能なファイルを定義して、ドキュメント、プロジェクト、またはプロセスのライフ サイクルを制御します。
ワークフローを使用すると、例えば、エンジニアリング部門は、開発の初期段階からエンジニアリング ドキュメントに完全にアクセスできるが、品質管理グループは、ドキュメントの承認準備が完了した局面で初めてアクセスできるように定義できます。
ワークフローは、次のような反復的に実行する作業に使用します。
- ドキュメントがワークフロー内を移動するときに、ファイルのデータ カード情報を更新する
- ドキュメントのマイルストーン到達時に、ユーザーとグループに通知する
- 承認されたドキュメントに、リビジョン番号を割り当てる
Enterprise PDM Dispatch やその他のシステムで作成したアドインをワークフローと組み合わせることにより、ドキュメントとそのデータの公開を自動化できます。たとえば PDF ファイルの作成、ワークフロー内のドキュメントの移動に伴うイントラネット サーバーへの情報配信などを自動化できます。
ワークフローは、ボルトに関連ファイルを追加する前に、全体を定義することをお勧めします。しかし、アクティブなワークフローを変更することもできます。
新しいボルトを作成すると、Enterprise PDMによってデフォルトのワークフローが、デフォルトのワークフロー(Default Workflow)という名前で作成されます。 このワークフローを変更するか、新しいワークフローを作成して、社内で使用されているワークフローに合致したワークフローを作成することができます。