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ボルトのコンピュータ名はどのように決めたらよいですか?
ボルトのコンピュータ名はインストレーション中に検知されます。VaultAdminの
ボルトの設定(Vault Settings)タブの
ボルト コンピュータ(Vault computer)フィールドの
ボルト情報(Vault Information)にボルトのコンピュータ名が表示されます。
ルート ディレクトリ(Root directory)フィールドにボルトのルート ディレクトリが表示されます。
ルート ディレクトリとはボルト ディレクトリをいいます。プログラム ファイルはインストレーション中に指定した別のディレクトリにインストールされます。
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ボルト ドキュメントの保管場所はどのように決めたらよいですか?
VaultAdminのボルトの設定(Vault Settings)タブのルート ディレクトリ(Root directory)フィールドのボルト情報(Vault Information)にボルトのフォルダー名が表示されます。ドキュメントは、ルート ディクレトリのプロジェクト フォルダー内に保管されます。
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- Windows のエクスプローラのボルトへのアクセス権は誰がもつべきですか?
ボルトアドミン権限者とシステム管理者(1名)のみ、ボルトのバックアップやトラブルシューティングを行う目的でボルトにアクセスできるようにします。クライアント ユーザーには、このようなアクセス権は付与しないようにします。
Windows のエクスプローラでボルトへのアクセス権を設定するには:
- Windows のをクリックします。
- Workgroup PDM Server を右クリックし、プロパティ(Properties)を選択します。
- ログオン(Log On)タブで書き込み権のあるユーザーのアカウントを設定します。
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- サブプロジェクトはどのように作成するのですか?
VaultAdmin のプロジェクト(Projects)タブで、新規プロジェクトの作成(New Project)をクリックします。サブプロジェクトの名前と表記を入力した後、親プロジェクト(Parent)リストから親プロジェクトを選択します。
サブプロジェクトを誤ってルート レベルに作成してしまった場合、
プロジェクト(Project)リストからサブプロジェクトを選択し
親プロジェクト(Parent)リストから親プロジェクトを選択します。
ユーザーはサブプロジェクトを作成することもできます。
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- プロジェクトの構成はパフォーマンスにどのような影響を及ぼしますか?
多数のドキュメントを維持する必要がある場合は、ドキュメントを少数のプロジェクトで維持するのではなく、プロジェクトやサブプロジェクトの数を増やすとパフォーマンスが改善されます。
大規模なツリーではボルトの開始に時間がかかる場合がありますが、チェックイン/チェックアウト、ドキュメントを開くなどの操作は速く行えます。
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- サーバー上のディスク空き容量はどのように確保するべきでしょうか?
- 定期的に Windows エクスプローラからボルトのObsolete(破棄)フォルダーを削除してください。
- VaultAdmin プロジェクト(VaultAdmin Projects)タブで、プロジェクトのアーカイブ(Archive Project)をクリックします。現在必要のないリビジョンをアーカイブします。
- アーカイブしたリビジョンを回復できます。
- プロジェクト(Projects)タブでアーカイブ ディレクトリを指定します。デフォルトのアーカイブ ディレクトリは VaultData フォルダー内に存在します。ボルト サーバーのディスク容量を確保するためにアーカイブするには、同じドライブから作業をするときに比べてネットワーク上でのアーカイブ作業ではパフォーマンスは遅くなりますが、別のドライブにフォルダーを指定します。
- ボルト管理者によってボルト設定(Vault Settings)タブのでアクセス権を与えられている場合には、ドキュメント リビジョンのアーカイブを使用することもできます。
- VaultAdmin のボルトの設定タブで最新ファイルのコピーを別途保存(Keep extra copy of latest files)を選択解除します。選択すると、Workgroup PDM により各プロジェクト用に(最新コピーのみではなく)すべてのボルト ドキュメントの別途コピーが最新(latest)フォルダーに保管されます。
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- ボルト内のファイルをマニュアル操作で編集できますか?
いいえ、Windows のファイル階層からボルト ディレクトリ内のファイルを編集すると予期せぬ結果が生じることがあります。ボルト内のファイルでの作業は、テクニカル サポートによって指示を受けている場合を除き、常に Workgroup PDM を使用して行ってください。
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- Windowsエクスプローラのボルト フォルダーではどのような作業が可能ですか?
ボルト管理者は、Windows エクスプローラのフォルダーに読み取り権と書き込み権があることを確認します。また、アドミン権限者のみ読み取り/書き込み権をもっていることを確認します。その他のユーザーは Windows エクスプローラからファイルを読み取ることができないようにします。
- 管理者のためのテキスト ファイル: サブフォルダー \pdmrc 内のいくつかのファイルはメモ帳で参照できます。
- ログファイル(Log files):/server.log 内のログ ファイルはメモ帳で参照できます。
- バックアップ(Backups)-ボルト フォルダーをバックアップします。フォルダーをコピーする前に、ボルトのサービスを停止するかボルトをロックします。
- 最新のファイル(Latest files): 予期せぬシステム不良に備えて最新(Latest)ディレクトリ内のすべてのファイルをZip圧縮します。
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- ボルトとボルトのドキュメントを新しいサーバーへ移動する方法は?
- Workgroup PDM サービスを停止します。
- ボルトをバックアップします。
- ボルト ファイルを新規の場所にコピーし、パスをメモします。
- ボルトのプログラム ファイルを再インストールします (可能な場合は C:)ボルトの保管場所を尋ねるメッセージがプロンプトされたら、新規のパスを指定します。
- 新しいサーバー(オプション)に VaultAdmin を再インストールします。
- 新規のインストレーションをテストします。
- Windows のエクスプローラで元のドキュメントを削除します。
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- SolidWorks Workgroup PDM のサービスを開始するのに10分以上かかるのは普通ですか?
はい、ボルトの大量のデータが含まれている場合は特にそうだといえます。起動時に正確性を図るために Workgroup PDM はすべてのデータを検証し、矛盾するデータがある場合には修復します。
ボルト管理者は、このデータ検証が回避されるように設定できます。VaultAdmin のボルトの設定タブにあるボルトの起動時(On vault startup)でボルトの検証(Validate result)を選択解除します。
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- リビジョンの設定では3つのすべてのレベルが必要ですか?
いいえ、1番目のレベルのみ使用するか、または1番目または2番目のレベルを選択します。
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- プロジェクトの途中でリビジョンの設定を変更しても大丈夫でしょうか?
Yesドキュメントのリビジョンは、新規の設定の初めに行われます。以前までのリビジョンの情報は、ドキュメントのプロパティの一部として保管されます。
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- ボルトのデフォルトではないパスはどのようにコンフィギュレーションすればよいですか?
インストレーション過程のセットアップ タイプ(Setup Type)ページで デフォルトの VaultData の横の変更(Change)をクリックし、ドライブ名を含むフォルダーのフルパス名を入力します。例えば d:\VaultData など。
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- プログラム ファイルとボルトに同じパスを指定できますか?
いいえ、別の場所を指定する必要があります。
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ネットワーク上でボルトはどのようにコンフィギュレーションすればよいですか? たとえば、コンピュータにプログラム ファイルをインストールし、ボルトは別のサーバーに保管したいのですが。
ボルト フォルダー名をプロンプトされたら、UNC(命名規則)パス全体を入力してください。例えば、server という名のコンピュータのボルトの場合は \\server\VaultData と入力します。
ボルトアドミン権限者が Windows のエクスプローラでフォルダーへアクセスできるように、ここの記述に従って設定します。
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- ネットワーク上で2つ以上のボルトを実行できますか?
Yes但し、通常ボルト内で別のプロジェクトを作成する方法をとります。テスト用に追加のボルトを使用することもできます。
Workgroup PDM では、1 台のコンピュータで使用できるボルトは 1 つだけです。ユーザーはログイン時にコンピュータの名前を指定してボルトを選択できます。
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- SolidWorks Workgroup PDM をモデム上で使用することはできますか?
Yesボルトをモデム上でアクセスするのは、情報を確認するのには有効ですが、複雑なチェックインやドキュメントを開く作業には適していません。
モデムで頻繁に接続するユーザーに対してはプレビュー ウィンドウを閉じ、ユーザーにアクセス権のないプロジェクトを非表示にします。SolidWorks Workgroup PDM Viewer はこのようなユーザーに適したオプションです。
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- 時間の変更があった場合、ボルト サーバーを再起動する必要がありますか?
いいえ。作業環境において複数のタイム ゾーンがサポートされます。例:
- 夏時間が変更されても、ボルトを再起動する必要はありません。
- タイム ゾーンのドキュメントをユーザーが別のタイム ゾーンのボルトで使用しても、正しいタイム スタンプが設定されます。
- タイム ゾーンで作成したボルトを別のタイム ゾーンに移動して再開始しても、ボルトは正しく更新されます。
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