ライブラリ フィーチャーを持つ参照および寸法(Refernces and Dimensions with Library Features)
ライブラリ フィーチャーとして保存された部品を開くと、SolidWorksはFeatureManagerデザインツリーのライブラリ フィーチャーの下に参照(References)および寸法(Dimensions)フォルダーを追加します。
参照先
ライブラリ フィーチャーの挿入時に指定が必要な参照先を一覧します。
すべてのライブラリ フィーチャーは少なくとも一つの参照、配置平面
(Placement Plane)を含みます。他の参照は、ライブラリ フィーチャーを
作成
(create)したときに追加されます。これらの参照を作成するためには:
フィレットなど面の参照をもつライブラリ フィーチャーには、参照寸法は必要ありません。
参照の名前を変更することができます。
参照の名前を変更するには:
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FeatureManagerデザイン ツリーで、 参照(Refernce)フォルダー内の名前のついた参照
を選択します。
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参照の名前を間隔を置いて二度クリックします。
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新しい名前を入力します。
部品に対するライブラリ フィーチャーのスケッチの寸法決定により、配置平面
(Placement Plane) bsp;以外の参照を用いずにライブラリ フィーチャーを配置することもできます。
寸法
ライブラリ フィーチャーとしてマークされたフィーチャーに属する寸法を一覧します。
寸法名を編集することができます。
寸法名を編集するには:
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寸法(Dimensions)フォルダーまたは2つのサブフォルダー(位置決め寸法(Locating Dimensions) と 内部定義寸法(Internal Dimensions))の中の寸法を
選択します。位置決め寸法(Locating Dimensions) と 内部定義寸法(Internal Dimensions)。
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寸法名を間隔を置いて二度クリックします。(例えば、D1@Extrude2のD1)
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新しい名前を入力します。
位置決め寸法(Locating Dimensions)
位置決め寸法(Locating Dimension)として寸法を指定することができます。位置決め寸法(Locating Dimension)では、参照(Reference)使用してフィーチャーを位置決めした後にライブラリ フィーチャーの配置を編集することができます。
位置決め寸法としての寸法の指定:
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寸法(Dimension)フォルダーから寸法を選択します。
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位置決め寸法(Locating Dimension)フォルダーに寸法をドラッグします。
内部定義寸法(Internal Dimensions)
寸法を内部定義寸法(Internal Dimension)として作成すると、ライブラリ フィーチャーを部品に挿入する際、ライブラリ フィーチャー(Library Feature) PropertyManager に表示されません。PropertyManager に表示される不必要な寸法値を減らし、意図的でない寸法の変更を防ぐことができます。
ライブラリ フィーチャーが挿入された後、すべての寸法が編集可能になります。内部定義寸法(Internal Dimension)フォルダにある寸法も含まれます。
内部定義寸法としての寸法の指定:
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寸法(Dimension)フォルダーから寸法を選択します。
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内部定義寸法(Internal Dimensions)フォルダーに寸法をドラッグします。
参照や寸法を変更した場合は、これらを保存する必要があります。