楕円弧(Elliptical Arc)
楕円状の円弧は ELLIPSE コマンドを使用して作成できます。
ELLIPSE コマンドを使用して、完全な楕円(ELLIPSE参照)か、楕円状の円弧を描くことができます。
楕円状の円弧を描くには、楕円を定義してから円弧の部分を指定します。 コマンド ラインに ELLIPSE と入力します。 プロンプトに対して Arc と入力します。 続いて、次の選択肢が表示されます。
Rotation は、主要の軸から副次の軸までの比率を、最初の軸を基準に円を回転させて定義します。 この値が大きい ( 0 から 89.4 度) ほど、副次の軸から主要の軸までの比率が大きくなります。比率値が0 の場合は円が定義されます。 比率値が 0 の場合は円が定義されます。
Start angle: 点の指定により、楕円状の円弧の開始角度が決められます。 End angle の点の指定により、楕円状の円弧が完成されます。
Parameter には Start angle と同じ入力が必要です。 Parameter では、楕円状の円弧の作成に次の式が使用される所が異なります:
p(u) = c + a* cos(u) + b* sin(u)
ここで c は楕円の中心、a は主要の軸、b は副次の軸となります。
Parameterオプションは Angle モードから Parameter モードに切り替わり、Angle オプションは Parameter モードから Angle モードに切り替わります。 アクティブにしているモードによって、SolidWorks が楕円を計算する基準が指定されます。
Included は含まれた角度を、開始角度を基準に定義します。 点あるいは角度を入力して下さい。