2D スケッチの寸法付け

2D または 3D スケッチ エンティティの寸法付けを、スマート寸法 (Smart Dimension) ツールを使用して行います。スマート寸法（Smart Dimension）ツールがアクティブな間は、寸法をドラッグまたは削除できます。

1. 寸法/拘束ツールバーのスマート寸法 (Smart Dimension) をクリックするか、 Tools (ツール) > 寸法 (Dimensions) > スマート (Smart) をクリックします。デフォルト寸法タイプは平行寸法 (Parallel) です。

   オプションで、別の寸法タイプをショートカット メニューから選択できます。スケッチを右クリックし、寸法配置の詳細 (More Dimensions) を選択します。水平 (Horizontal)、垂直 (Vertical)、累進 (Ordinate)、水平累進寸法 (Horizontal Ordinate)、または垂直累進寸法 (Vertical Ordinate) から選択します。図面ビューを編集している場合は、基準線寸法（Baseline Dimension）、面取り寸法（Chamfer Dimension）からも選択できます。

2. 次の表にあるように、寸法付けるアイテムをクリックします。
   Esc キーを押すことで前の選択を取り消すことができます。例えば、スマート寸法 (Smart Dimension) ツールを使用して複数のエンティティを寸法付けする際、Esc キーを押すと、最後の選択が取り消されます。これは、寸法付けするつもりのないエンティティを誤って選択した場合などに便利です。

   ポインタを移動すると、寸法が最も近い表示方向にスナップします。

3. クリックして寸法を配置します。

   次のアイテムを寸法付けする場合は	これをクリック	ご注意:
   直線またはエッジの長さ	直線
   2つの直線間の角度	2つの直線、または直線1つとモデルエッジ	寸法を配置する位置によって、計算される角度の種類が異なります。 ビデオ:二本の線間の角度の寸法付け
   2つの直線間の距離	2つの平行線、または直線1つと平行するモデルエッジ
   点から直線までの垂直距離	点と直線、またはモデル エッジ
   2つの点間の距離	2つの点	モデルの頂点を点の1つとして使用できます。 これらの距離寸法は、全て同じ ２ つの点を選択し、続いてそれぞれの寸法を配置するために異なる位置を選択したものです: ビデオ:点間の寸法付け(Dimensioning Point-to-Point)
   円弧の半径	円弧
   円弧の実寸法	円弧とその 2 つの端点	ビデオ:円弧長の寸法付け(Dimensioning Arc Length)
   円の直径	円周	寸法の配置によって、長さ寸法または直径が表示されます。 ビデオ:円の寸法付け(Dimensioning a Circle)
   両方または片方のエンティティが円弧または円の場合の距離	円、または円弧の中心点、あるいは円周ともう片方のエンティティ (直線、エッジ、点など)。	デフォルトで、円周を選択した場合も、円弧や円弧の中心点までの距離が計算されます。
   直線エッジの中点	寸法を追加する中点があるエッジを右クリックし、中点選択(Select Midpoint) をクリックします。寸法を追加する2つめのエンティティを選択します。	基準線寸法、または累進寸法を追加するときにも中点に寸法を追加(dimension to midpoints) することができます。
   スケッチ エンティティと中心線の間の倍の距離	スケッチ エンティティ、次に中心線。次に、ポインタを中心線の反対側にドラッグします。	倍増距離の拘束関係は、スケッチ エンティティと中心線の距離の 2 倍の値を作成します。 これらの拘束関係は、中心線の反対側への等しい距離を決める場合に役立ちます。 倍増距離の拘束関係は、回転するフィーチャーの輪郭スケッチを作成する場合に役立ちます。 ビデオ: 倍増距離の寸法

   寸法配置のショートカット メニューには表示オプション（Display Options）が含まれます。寸法の種類やその他の要素によって、表示される選択肢が異なります：

   • 括弧で表示
   • 代替単位
   • 検査用として表示（Show as Inspection）