部品の荷重に対する応答は、部品に指定されている材料に依存します。 SimulationXpress を使用するには、設計している部品の弾性特性(elastic properties) が必要です。 材料の指定は、材料ライブラリから材料を選択して行います。 SolidWorksの材料には2つの特性のセットがあります。ビジュアルとフィジカル(メカニカル)です。 SimulationXpress は SolidWorks 材料ライブラリで定義されている物理的特性を使用します。 材料は 等方性(isotropic)、 直交異方性(orthotropic)または 異方性(anisotropic)に分類されます。 但し、SimulationXpress は、等方性材料だけをサポートします。
部品に材料を指定/部品の材料を変更するには:
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SimulationXpress ウィザードの 材料 タブにある 材料の選択 をクリックします。
- 材料(Material)ダイアログ ボックスで、材料のクラスを展開し、材料を選択します。
- 適用 をクリックします。
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閉じるをクリックします。
材料が SimulationXpress ウィザードに表示され、材料 の横にチェックマーク
が表示されます。 また、SimulationXpress スタディ ツリーでは hook (-Alloy Steel-) のように部品名の横に材料が表示されます。
指定した材料を変更するには、材料の変更 (Change material) をクリックします。
選択した材料に降伏強さが指定されていない場合、選択した材料の降伏強さが指定されていないことを示すメッセージが表示されます。
- 次へ(Next)をクリックします。
SimulationXpress スタディ ツリーで部品を右クリックし、材料の適用/編集 をクリックして材料を指定することもできます。