電気コネクタ（Electrical Connectors）

接続点（Connection Point）とは電気コネクタ上のケーブルの始点、及び終点です。 電気コネクタは、ルート タイプを持つ、少なくとも 1 つの接続点を電気に設定するために必要です。これにより、部品が電気コネクタとして定義され、ルートに関する情報が提供されます。

複数のピンをもつコネクタでは、接続点を定義するには２つの方法があります：

• 全てのコネクタ　ピンに１つの接続点を使用し、またこの接続点を使用してすべてのワイヤ/ケーブルのルートを作成できます。 ピンの接続データは、内部データ内に保たれます。
• 各ピンに別個の接続点をもたせ、各ピンを個別にモデル化することもできます。 次に各ピンへの個別のワイヤをルートできます。 この方法ではモデルが複雑になるため、必要な場合を除き、推奨していません。

1. コネクタのためのモデルを作成します。
2. アセンブリ内でコネクタを位置付けするために必要な合致参照を追加します。
3. 接続点を配置するために使用するスケッチ点を作成します。
   1. 必要に応じて寸法や拘束関係を追加し、点の位置を完全定義します。
   2. ケーブルを開始する位置、または終了位置に、点を位置付けします。
4. 接続点作成 （ルーティング ツール ツールバー）をクリックし、接続点PropertyManager で選択を行います。 

電気コネクタ（electrical connectors）はトップレベルのアセンブリ、あるいはルート サブアセンブリに配置できます。 その配置は、ハードウェアを実際にどのように組み立てるかによって異なります。