インターロック サーフェスは、パーティング サーフェスの周辺に、ほぼ垂直方向に配置されます。 抜き勾配が指定された全ての面と同様に、インターロック サーフェスもパーティング ラインから離れるように移動します。
インターロック サーフェスをモールド部品に追加することにより以下の結果が得られます。
- モールドを適切にふさぎ、湯漏れを防ぎます。
- モールド作成過程において工具エンティティを導きます。
- 工具エンティティの間の整列を保持します。
- 位置ずれ、鋳はだ不良、不正確な肉厚の発生を防ぎます。
- インターロック部分の回りの領域が平坦になるため、モールド プレートを分割に沿ってマシン加工する際のコストを最小限に止めることができます。
モールド部品のパーティング サーフェスに対するインターロック サーフェスの手動での追加は、ルールド サーフェス
（Ruled Surface）ツール（モールド ツール バー）から始め、他のサーフェス モデリング ツールでインターロック サーフェスを完成できます。
コア ブロックとキャビティ ブロックのシフトを防ぐために、モールド部品にキャビコア分割を挿入する前に、パーティング サーフェスの外周に沿ってインターロック サーフェスを追加できます。 インターロック サーフェスは、キャビコア分割の挿入時に自動的に作成することもできます。 モールド部品の穴を閉じるために、シャットオフ サーフェスを追加できます。