シーンと照明は密接した関係にあります。 照明は、SolidWorks と PhotoView では異なる点に注意してください。
シーンの照明の光源には次の種類があります:
- 点、スポット、指向性: SolidWorks Open GL グラフィックス、RealView、PhotoView で表示されます。
- 環境イメージの照明: PhotoView でのみ表示されます。 この光源の照明は、精度が高く、環境イメージが作成された際の現実的な照明効果が再現されます。
点、スポット、指向性の照明コントロールと、PhotoView がアドインされた場合はシーン イルミネーションのコントロールも使用できます。これらのコントロールは シーン PropertyManager(イルミネーション タブ)にあります。
照明のコントロールは、SolidWorks と PhotoView 360 で別々に行われます。
SolidWorks
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SolidWorks では、点、スポット、および指向性光源がデフォルトでオンになっています。 シーンの照明は RealView では行えないため、モデルの照明を手動で設定しなければならないことが多くなります。
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PhotoView
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PhotoView では、照明はデフォルトでオフになっています。 照明がオフになっているため、一般的にレンダリングを行うために十分な、シーンごとのリアルな照明を再現することができます。 一般的に、モデルの中で閉じた空間を照明するには PhotoView による追加の照明が必要になります。
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シーンの保存(Saving a Scene)
シーンを保存すると、現在適用されているすべての点、スポット、指向性の照明がシーンの一部として保存されます。 新しいシーンを適用すると、すべての照明が新しいシーンの照明に置き換えられます。 この設定は、シーン変更で照明保持(Keep light when scene changes)オプションを点、スポット、指向性の照明の PropertyManager で選択することで上書きできます。