関係式とグローバル変数にコンフィギュレーションを適用する機能が拡張されています。 寸法を設定するのと同じ方法で、関係式とグローバル変数を設定できます。
以前は、選択したコンフィギュレーションで抑制または抑制解除することによってのみ、関係式とグローバル変数を設定できました。
現在では、関係式とグローバル変数のバリエーションを作成して、関係式 および 変更 ダイアログ ボックスを使用してそれをコンフィギュレーションに適用できます。 また、設計テーブル、および部品やアセンブリ フィーチャーに対する各種の PropertyManagers で、関係式とグローバル変数を設定できます。
たとえば、距離 PropertyManager の 面取り フィールドで関係式を作成する場合、フィールド内に表示されるコンフィギュレーション アイコン
を使用して、それにコンフィギュレーションを適用します。 次に、関係式 または 変更 ダイアログ ボックスを使用して関係式を編集し、別のコンフィギュレーションに割り当てることができます。
また、各コンフィギュレーションに別の測定単位を指定することもできます。 たとえば、1 つのコンフィギュレーションで、あるグローバル変数をミリメートルで表現し、別のコンフィギュレーションではそれをインチで表現することができます。
設計テーブルでは、関係式の前に 1 つのアポストロフィと等号('=)を付ける必要があります。 1 つのアポストロフィによって、関係式を Excel にエクスポートした場合に、テキスト文字列としてではなく、式として解釈されることが保証されます。
同じモデル内で、設定可能な関係式と抑制/抑制解除を使用することはできません。 SolidWorks 2013 以前のバージョンでモデルを作成した場合、設定可能な関係式とグローバル変数を追加する前に、すべての抑制された関係式と抑制解除された関係式およびグローバル変数を削除する必要があります。 また、設計テーブルを削除してから、SolidWorks 2014 でドキュメント ファイルを保存し、開き直す必要があります。