設定済みファイル プロパティを含む部品の場合、関係式ではファイル プロパティに次の構文を使用する必要があります:
filePropertyName@ConfigurationName@PartName.Part
たとえば、部品の初めてのコンフィギュレーションの場合、寸法の値
D1@ThisPart は
D1@ThisPart= PropA@Config1@ThisPart.part という関係式で表されます。ここで:
- PropA はファイル プロパティの名前です
- Config1 は部品の最初のコンフィギュレーション名です
- ThisPart.part は部品名です
2 番目のコンフィギュレーションの値は、D1@ThisPart = PropA@Config2@ThisPart.part で表されます。Config2 は 2 番目のコンフィギュレーションの名前です。
この例では、ファイル プロパティ PropA が最初のコンフィギュレーションで 100 に設定された場合、そのコンフィギュレーションで寸法 D1@ThisPart は 100 と等しく、PropA が 2 番目のコンフィギュレーションで 200 に設定された場合、そのコンフィギュレーションで D1@ThisPart は 200 に等しくなります。
関係式でコンフィギュレーションを指定しなければ、そのコンフィギュレーションのファイル プロパティの値が正しく返されないことがあります。