疲労プロット PropertyManager では、疲労スタディの結果をプロット表示できます。
この PropertyManager を表示するには、静解析スタディを実行します。
結果
(Results)を右クリックし、疲労チェック プロット定義
(Define Fatigue Check Plot)を選択します。
表示タイプ
寿命 |
疲労解析スタディが 1 つのイベントと共に定義されている場合にのみ使用できます。
各位置で疲労破壊を引き起こす、サイクル数(一定振幅スタディの場合)あるいはブロック数(変動振幅スタディの場合)を表示します。 プロットは、SNカーブと各位置の交番応力に準拠します。 ブロックは、変動振幅イベントの全荷重履歴です(繰り返し数を含みます)。 |
寿命 (破壊までの時間) |
線形動解析 - 不規則振動結果に基づく疲労スタディで利用できます。 部品の各位置の予想される疲労寿命を (選択された時間単位 で) 表示します。 破壊までの時間は、次のように計算されます。
寿命 (破壊までの時間) = 不規則荷重入力の期間/累積損傷率
たとえば、部品を 4 時間にわたる不規則振動荷重の対象にした場合、特定の場所での破壊までの時間の推定値は 2 時間になり、部品は、荷重への暴露開始後 2 時間は疲労破壊の心配はありません。 この場合、関心領域での累積損傷率は 0.5 になります。 部品の破壊は、特定の不規則振動環境に対する暴露開始の 2 時間後に発生すると予測できます。
|
時間単位 (Units of time) |
線形動解析 - 不規則振動結果に基づく疲労スタディで利用できます。 時間単位の設定: 寿命の秒、分、時間、または日 (破壊までの時間に関するプロット)。 |
損傷 |
プロットは、定義済み疲労イベントにより破壊される構造寿命の割合を示します。 |
損傷 (イベント期間中)
|
線形動解析 - 不規則振動結果に基づく疲労イベントでは、損傷率は、特定の不規則荷重イベントの継続期間全体で計算されます。 不規則荷重の期間値が異なれば、部品の損傷率の推定値も異なります。
疲労に起因する予測される損傷率は、パーセンテージまたは因数としてプロットできます。 損傷率が 1.0 (100%) 以上の場合、部品の破壊は、不規則荷重の特定の期間で発生すると予測できることを示します。
|
荷重係数(Load Factor) |
疲労解析スタディが 1 つのイベントと共に定義されている場合にのみ使用できます。
各位置での疲労問題に対する安全荷重率を表示します。1つの位置での安全荷重率が3.5である場合、静解析スタディに設定されているすべての荷重が3.5倍になると、定義された疲労イベントによりその場所で疲労問題が発生することを示します。
|
両軸インジケータ |
大きい方の主応力で小さい方の主応力(最も 0 に最も近い主応力は無視)を割ったときの比をプロット表示します。-1.0 の値は純せん断を示し、1.0 の値は純両軸状態を示します。このプロットは、スタディの疲労強度減少率を決定する際に役立ちます。
|
プロパティ(Properties)
|
タイトルを表示する |
プロットのカスタム タイトルを入力します。
|
|
指定ビューの表示方向に関連付ける |
定義済みの表示方向をアクティブなプロットと関連付けます。 |
 |
現在のビューに関連付ける |
現在の表示をアクティブなプロットに関連付けます。 |