推奨事項: 接続点が複数ある構成部品よりも、1つある構成部品を使用します。接続点が1つのコネクタはルーティング作業を簡単にします。ハーネスと各コネクタ ピンの間にワイヤが必要ないためです。接続点が複数あるコネクタは追加のワイヤが必要になり、アセンブリを複雑化させ、パフォーマンスに影響が出ます。接続点が1つのコネクタでは作業できない場合のみ、複数の接続点を持つコネクタを使用してください。
推奨事項: 接続点が1つのコネクタの場合、ワイヤやケーブルがコネクトを出る位置に接続点を配置します。例えば、図のように、ひずみを緩和するための装置の端点など。接続点は、コネクタの背面からオフセットすることもできます。

接続点には、接続点 PropertyManager でその他の内部ワイヤの長さ(Additional Internal Wire Length)の属性が指定されています。長さの値は、ワイヤがコネクタから一番遠くのピンまでつなげる長さに設定します。
複数の接続点がある場合、各ピンに接続点を追加し、接続点スキマティック ピン ID(CPoint Schematic Pin ID)を使用して、接続点がどのピンを表しているかを示します。ワイヤと各コネクタ ピンにルーティングするために自動ルート ツールを使用できます。
推奨事項: 各コネクタに構成部品の参照を追加します。類似するいくつかのコネクタが設計に含まれている場合、各インスタンスに内容を説明するような名前を付けることを推奨します。コネクタを右クリックし、構成部品プロパティ(Component Properties)を選択し、ユニークな名前を構成部品参照(Component Reference)(構成部品プロパティ(Component Properties)ダイアログ ボックス)で指定します。これらの参照は、始点-終点リストを使用してルートを作成したときに自動的にコネクタに追加されます。