SOLIDWORKS グラフィックス領域を、プレビューまたは最終レンダリング用の領域として定義できます。
レンダリング領域を使用すると、表示方向を変更したり、拡大/縮小したり、モデル全体をレンダリングしたりすることなく、照明、外観、およびレンダリングをモデルの 1 つの領域で評価できます。 領域が小さいほど、プレビューや最終レンダリングを高速に生成できます。
レンダリング領域を定義するときにプレビュー ウィンドウが開いていると、モデルに変更を加える際、レンダリング領域内の領域のみが更新されます。
SOLIDWORKS では、カメラ表示を使用し、PhotoView 360 オプション (PhotoView 360 Options) の 出力イメージ サイズ (Output Image Size) を SOLIDWORKS 表示使用 (Use SOLIDWORKS View) に設定することを推奨します。 ユーザー定義の 出力イメージ サイズ (Output Image Size) を使用した場合、FeatureManager デザイン ツリーにはビューの一部が表示されます。 そのため、グラフィックス領域のどの部分がレンダリングされるのかを予測したり、レンダリング領域の場所を設定するのが難しくなります。
レンダリング領域を定義するには:
- レンダリング領域 (Render Region)
([レンダリング ツール (Render Tools)] ツールバー) または をクリックします。
- レンダリング領域のサイズと場所を調整します。
- 次のいずれかを実行します:
- 統合プレビュー (Integrated Preview)
をクリックして、グラフィックス領域にレンダリング プレビューを表示します。

- プレビュー ウィンドウ (Preview Window)
をクリックしてプレビュー ウィンドウを開きます。 プレビュー ウィンドウを開くと、レンダリング領域を移動して、モデルの複数の領域を比較できます。 ただし、最終レンダリングを作成する際には、最後に選択したレンダリング領域のみがレンダリングされます。

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このイメージでは、レンダリング領域が移動され、2 つの異なるモデル領域が表示されています。 |
- 必要に応じて、レンダリング設定、モデルの外観、または照明に変更を加え、それらがレンダリング領域に与える影響を確認します。
- 定義済みのレンダリング領域がないモデル表示に戻るには、レンダリング領域 (Render Region)
([レンダリング ツール (Render Tools)] ツールバー) または をクリックします。