グローバル変数およびグローバル変数を定義する値と関係式の測定の単位を指定できます。 単位は、寸法の 関係式 および 変更 ダイアログ ボックス、および関係式をサポートする PropertyManager で定義できます。
関係式に測定の単位を割り当てると、ドキュメントの測定プロパティの単位を変更した場合に、関係式を編集する必要がなくなります。 さらに、測定の単位が異なる値を組み合わせた関係式を作成することもできます。
たとえば、グローバル変数「Length」を作成し、それを関係式 「=100in + 3mm + 5cm」で定義できます。 関係式には、3 種類の測定の単位の値が含まれます。 ドキュメントの測定の単位がインチの場合、「Length」は 102.087in に算出されます。ドキュメントの測定の単位がミリメートルに変更されると、「Length」は自動的に 2593mm の値に算出されます。 関係式を編集したり、部品のサイズが変更されたりすることを考慮する必要はありません。
部品またはアセンブリに複数のコンフィギュレーションがある場合は、各コンフィギュレーションに異なる測定の単位を指定することもできます。 たとえば、1 つのコンフィギュレーションで、あるグローバル変数をミリメートルで表現し、別のコンフィギュレーションではそれをインチで表現することができます。
関係式 および 変更 ダイアログ ボックスでは、関係式内の各値に有効な測定の単位を割り当てるために、入力補完リストが役立ちます。