アセンブリ構成部品の反対側バージョンの作成

アセンブリで構成部品をミラーすると、平面に対して対称に配置されたその構成部品の反対側バージョンを作成できます。

反対側バージョンの作成は、非対称構成部品の真のミラーになります。 反対側バージョンは、新しいファイルかシード構成部品ファイルの参照コンフィギュレーションとして保存できます。

ミラー前

ミラー後

反対側バージョンを作成するには:

1. 開いているアセンブリ ドキュメントで、構成部品のミラー（Mirror Components） （アセンブリ ツールバー）をクリックするか、 挿入（Insert） > 構成部品のミラー（Mirror Components） をクリックします。
2. PropertyManager のステップ 1: 選択（Step 1: Selections）ページで:
   1. ミラー平面（Mirror Plane）に、ミラー コピーの基準とする平面または平坦な面を選択します。
   2. ミラー コピーする構成部品（Components to Mirror）では、構成部品を 1 つ以上選択します。
   3. 次へ （Next）をクリックします。
3. PropertyManager のステップ2: 表示方向指定ページで:
   1. 構成部品の表示方向を指定（Orient Components）で反対側バージョンを作成する構成部品を選択します。
   2. 反対側バージョンを作成 をクリックします。
      Ctrl キーを押したままリストのアイテムをクリックし、ミラーする構成部品を指定することもできます。
      アイコン がアイテムの隣に表示され、反対側バージョンが作成されることが示されます。

      サブアセンブリをミラーする場合、その一部の構成部品でコピーを作成し、その他で反対側バージョンを作成するように指定できます。 サブアセンブリを選択して をクリックします。 続いてコピーする構成部品を選択し、 をクリックしてアイコン を削除します。 例えば、反対側バージョンがこのサブアセンブリとその2つの構成部品で作成されます。 コピーが中間の構成部品で作成されます。
      
      
   3. フレキシブル サブアセンブリの反対側バージョンを作成していて、反対側バージョンとシード サブアセンブリ間で動きを同期する必要がある場合は、フレキシブル サブアセンブリを同期（Synchronize flexible subassemblies）を選択します。
      ロック オーバーレイ は、反対側バージョンがシード フレキシブル サブアセンブリと同期されていることを示します。
   4. 次へ （Next）をクリックします。
4. PropertyManager のステップ 3: 反対側（Step 3: Opposite Hand）ページで:
   1. リストされたすべての構成部品を保存するためのフォーマットを 1 つ選択します。
      • 既存ファイルで新しい駆動コンフィギュレーションを作成（Create new derived configuration in existing files）
      • 新規ファイルを作成（Create new files）
   2. 新しいファイルやコンフィギュレーションの命名規則を指定します。
      元の名前にプレフィックスやサフィックスを追加することも、ユーザー定義の名前を入力することもできます。 新規ファイルを作成する場合は、新しく作成される反対側バージョンで置き換える既存ファイルを選択することもできます。
      新規ファイルを作成する場合は、次を行うこともできます:

      • 新しい反対側構成部品ファイルとシード構成部品ファイルの間の参照関係を解除し、シード構成部品で行う変更が反対側バージョンに反映されないようにします。
      • 新規ファイルを元のファイルの代わりにユーザー指定のフォルダに保存します。
   3. 次へ （Next）をクリックします。
5. PropertyManager のステップ 4: フィーチャーのインポート（Step 4: Import Features）ページで:
   1. 変換（Transfer）の下で、シード サブアセンブリから反対側バージョンに含める任意のアイテムの組み合わせを選択します。
   2. をクリックします。
   PropertyManager が閉じ、反対側バージョンが作成されます。 構成部品のミラー（MirrorComponent） フィーチャーが FeatureManager デザイン ツリーに追加されます。