Print3D PropertyManager - 設定(Settings)タブ

Print3D PropertyManager の設定(Settings)タブを使用して、Microsoft Windows 8.1 プリンタ ドライバを使用する 3D プリンタ用に印刷オプションを設定します。

Print3D PropertyManager にアクセスするには:

  • ファイル(File) > Print3D をクリックします。

メッセージ

プリンタが Microsoft Windows 8.1 プリンタ ドライバ を使用する場合、メッセージ(Message)セクションには PropertyManager の使用方法の簡単な説明が表示されます。

このセクションには、赤い背景の警告メッセージも含まれる可能性があります。

  • オペレーティング システムが Microsoft Windows 8.1 以降ではない場合、メッセージで SOLIDWORKS からの直接 3D プリントがサポートされていないことが通知されます。

    PropertyManager フィールドは非アクティブです。

  • 設定により、モデルの一部がプリント体積を定義する境界ボックスの外に出てしまう場合、メッセージで設定を修正するか、プリント体積外になるソリッド ジオメトリを抑制するように指示されます。

プリンタ(Printer)

3D プリンタ Microsoft Windows 8.1 プリンタ ドライバを使用するインストール済み 3D プリンタのリストを表示します。
  プリント体積 選択したプリンタのプリント体積寸法を、次の形式で表示します:

W: value x D: value x H: value (units)

ここで、

W value

プリント ベッド幅

D value

プリント ベッド深さ

H value

プリント ベッド高さ

(units)

モデルで採用されている単位系

  プリンタの説明(Printer description) 選択されたプリンタについて説明します。

このフィールドは読み取り専用であり、プリンタから作成されます。

説明内容をコピーできます。

プリント ベッド位置(Print Bed Location)

モデルの下部平面(Bottom plane of model) 選択された平坦な面または参照平面を表示します。

下部平面を選択すると、画面に透明のボックスが表示されてプリント体積の最大範囲が示されます。

モデルは、モデルの境界ボックスの中心がプリント ベッドの中心になるように配置されてプリント体積の下部に整列されます。

プリント体積の下部の中心に座標系が表示されます。

フィールドの左にある コントロールを使用して、座標系の方向を反対にします。

モデルの向き
プリント ベッド角度(Print Bed Angle) モデルに相対するプリント ベッドの方向を表示します。

このコントロールでは、プリント ベッドの下部に垂直なモデルの境界ボックスの中心線の周りでモデルを回転できます。

並進 - 軸 1(Translation - Axis 1) プリント ベッドが軸 1 方向に移動する距離を表示します。

距離は、モデルで採用されている単位系で示されます。 0 の値は、境界ボックスの中心線をプリント ベッドの中心に合わせます。

並進 - 軸 2(Translation - Axis 2) プリント ベッドが軸 2 方向に移動する距離を表示します。

距離は、モデルで採用されている単位系で示されます。 0 の値は、境界ボックスの中心線をプリント ベッドの中心に合わせます。

  位置にフィット(Orient to Fit) プリント体積に合わせてモデルの位置を変更します。

スケール

スケール ファクター入力ボックス モデルのプリント サイズを制御するスケール ファクターを示します。

デフォルトは 1 で、これはソフトウェアでのモデルモデルのサイズです。

最大スケール スケール ファクター入力ボックスの上にカーソルを合わせたときに、推奨される推奨スケールを表示します。
スケールにフィット スケール ファクターを上限値に設定します。

オプション

オプション(Options)グループ内で選択できる値の多くが、選択するプリンタにより決まります。

ジョブ品質(Job quality) プリント ジョブのジョブ品質を表示します。

層厚さに対応する次のオプションが利用可能です:

  • ドラフト(Draft)
  • 中(Medium)
  • 2次オーダー要素(High)

オプションの解釈はプリンタ依存です。

デフォルトは、ドラフト(Draft)です。 設定を変更すると、次回 Print3D PropertyManager を開いた際に記憶されています。

充填率(Infill percentage) プリント ジョブの充填率を表示します。

率が 0 の場合、プリント出力は空洞です。 これが、デフォルトになります。

次の率が表示されます:

  • 低 - 10%(Low - 10%)
  • 中 - 40%(Medium - 40%)
  • 高 - 70%(High - 70%)
  • ソリッド - 100%(Solid - 100%)

デフォルトは、ソリッド - 100%(Solid - 100%)です。

設定を変更すると、次回 Print3D PropertyManager を開いた際に記憶されています。

サポートを含む(Include supports) 選択されているとき、上向き面のモデルの部品を持たないオープン スペースのままのモデル面に対する支柱が追加されます。

デフォルトは、支柱を含むです。これは、Print3D PropertyManager を使用する度にリセットされます。

ラフトを含む(Include raft) 選択されているとき、プリント出力はプリント後に除去できる使い捨ての材料のラフトの上に形成されます。

デフォルトは、ラフトを含めないです。

プリンタのプロパティ(Printer Properties) 3D プリンタのベンダーにより提供されるダイアログ ボックスが開き、プリンタ固有のオプションが表示されます。

ファイルに保存(Save To File)

フォーマット(Format) 選択されたファイルフォーマットが表示されます。 次のようなオプションがあります:
  • .STL(Standard Tesselation Language)

    これが、デフォルト フォーマットです。

    このフォーマットは一般に利用されていて多くの 3D プリンタにサポートされていますが、このフォーマットでは 3D オブジェクトのサーフェス ジオメトリを未加工の非構造三角分割されたサーフェスとしてのみ記述します。

    エクスポート オプションを指定するとき、.stl ファイルはバイナリまたは ASCII から指定できます。

  • .AMF(Additive Manufacturing Format)

    AMF フォーマットは、3D プリントなどのアディティブ マニュファクチャリング プロセスをサポートするために設計された XML ベースのフォーマットです。

  • .3MF(3D Manufacturing Format)

    3MF は、アディティブ マニュファクチャリング用のファイル フォーマットで、完全に元のままの 3D モデルを他のアプリケーション、プラットフォーム、サービス、およびプリンタに送信することができます。

ファイル保存(Save File) 指定保存(Save As)ダイアログ ボックスが開き、ファイルを選択したフォーマットにエクスポートできます。

ダイアログ ボックスでオプション(Options)をクリックしてエクスポート オプションを設定します。

ファイル フォーマットが .amf の場合、.amf ファイルとして 3D プリントされるオブジェクトの色と材料、およびモデル ジオメトリを保存するエクスポート オプションを選択できます。

.3mf ファイルの場合は、オブジェクトの材料、外観、およびジオメトリを 3D プリントに保存するエクスポート オプションを選択できます。 ファイルを保存する前に、.3mf 情報を表示することもできます。