荷重と拘束条件はモデルの周辺環境を定義するために必要です。解析の結果は荷重と拘束条件に直接依存しています。荷重と拘束条件はフィーチャと呼ばれる幾何要素に設定します。 そのため幾何要素に変更が合った場合にも自動的に荷重と拘束条件は関連付けられています。
例えば面積 A
1の面に圧力荷重P
が設定されると、荷重の合計は PA
1
となります。この面を変更し面積が A
2
となると、自動的に荷重の合計は PA
2
に変更されます。幾何形状を変更した場合、荷重や拘束条件は更新されますが、メッシュを再度作成する必要があります。
スタディを作成すると、Simulation スタディ ツリーに拘束(Fixtures)と外部荷重(External Loads)フォルダが作成されます。1つあるいは複数の要素に対して荷重または拘束条件が設定される毎にソフトウェアは拘束(Fixtures)、または外部荷重(External Loads)フォルダにアイテムを追加します。
利用可能な荷重や拘束条件の種類はスタディの種類に依存します。 対応する PropertyManager が使用できる荷重と拘束条件の種類は、Simulation スタディ ツリーで 拘束 または 外部荷重 フォルダを右クリックするか、または をクリックすることで表示されます。 他のタイプの構造荷重としては SOLIDWORKS Flow Simulation あるいは SOLIDWORKS Motion からの荷重のインポートなどがあります。
Simulation CommandManager あるいはSimulation ツールバーから適切なフィーチャーを選択することによって、同じく荷重、または拘束を適用することができます。
より速くスタディを定義するために、拘束(Fixtures)と外部荷重(External Loads)フォルダを 1 つのスタディから互換のある Simulation スタディ タブへドラッグ&ドロップすることができます。スタディを複製することもできます。