固体モデルには、四面体固体要素を使用してメッシュ分割ができます。しかし、薄いモデルに固体要素を使用してメッシュ分割すると、要素サイズを小さくしなければならないため、 非常に多数の要素を作ることになります。サイズの大きい要素を使用することにより、メッシュおよび解析結果の精度の低下をまねきます。板金モデルや薄板モデルでは、シェル要素を選択することが自然であるといえます。また、サーフェスモデルは、常にシェル要素でモデル化されます。
ソフトウェアでは、エッジを全体的または部分的に共有するシェルに、連続的なメッシュを生成します。例えば、下図のような2つのシェルについて考えてみましょう:
メッシュ作成により、互換性のあるメッシュが接合面に沿って作成され、メッシュ コントロールや接触設定の有無にかかわらず節点を自動的にマージします。異なる要素サイズの適用にメッシュ コントロールが使用されている場合は、ソフトウェアは最も小さなサイズを両エッジで使用します。