デザイン シナリオを使用することで、非定常熱伝導解析スタディから選択された温度プロファイルに基づき、静解析結果を計算する手順を自動化できます。
非定常熱応力解析を自動化するには:
- 非定常熱伝導解析スタディを定義し実行します。
- 静解析スタディを作成し、非定常熱伝導解析スタディの結果から熱プロファイルを読み込むようにプロパティを編集します。
- 静解析スタディ タブを右クリックし、新規デザイン スタディを作成(Create New Design Study)をクリックします。
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デザイン スタディ タブの変数(Variables)セクションで、新しいパラメータを任意の名前で作成します。たとえば、Stepsという名前をつけます。
- 時間ステップの値をパラメータに関連付けるには:
- 静解析スタディ名を右クリックし、プロパティ(Properties)を選択します。
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静解析(Static)ダイアログ ボックスの流れ/熱効果(Flow/Thermal Effects)タブで時間ステップ(Time step)ボックスを右クリックし、リンク値(Link Values)を選択します。
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パラメータ(Parameters)ダイアログ ボックスで ステップ(Steps)パラメータを選択し、OKをクリックします。
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OK をクリックします。
- デザイン スタディ タブの最適化(Optimization)チェックボックスを選択解除し、ステップ(Steps) パラメータを 10,000 ステップまで定義します。
結果サマリーを保存する 25 個の結果位置を選択します。
- 評価デザイン スタディを実行します。
デザイン スタディの結果表示(Results View)タブに各シナリオの結果が表示されます。デザイン スタディ タブの右側フレームにあるセンサーを選択することにより、ボディ上の結果をプロットできます。また、スタディの内容に応じて様々なグラフをプロットすることも可能です。