パフォーマンス評価 - 前後関係の矛盾

パフォーマンス評価は、複数コンフィギュレーションの構成部品への前後関係に従動する単一コンフィギュレーションの構成部品をサブアセンブリが含む場合に報告します。 その結果、アセンブリを再構築するときに矛盾が生じます。

前後関係は、関係式または外部関係から発生する可能性があります。

矛盾をもつ構成部品をリストするには:

パフォーマンス評価でこれらの部品を表示(Show These Parts) をクリックします。
このダイアログボックスでは、以下が行えます:
  • 構成部品を選択して、修正(Fix It) をクリックしてください。矛盾を解決するために、ソフトウェアは選択された構成部品に参照コンフィギュレーションを追加します。
  • リストを印刷、クリップボードにコピー、またはファイルに保存します。

例 :前後関係の矛盾(In-Context Relationship Conflicts)

この例では、アセンブリが、一つのコンフィギュレーションを持っている構成部品が複数のコンフィギュレーションを持つ構成部品との前後関係によって動かされるサブアセンブリを含んでいるときに起こる矛盾を説明します。

  1. Assem1 では、次のようにします:
    • 赤の構成部品は2つのコンフィギュレーションを持ちます:50mm100mm
    • Assem1 は2つのコンフィギュレーションを持ちます:50mm100mm
    • 50mmAssem1 のコンフィギュレーションで、赤の構成部品への前後関係を持つ黄色の構成部品を作成します。

    • アセンブリの100mm コンフィギュレーションに変えたとき、黄色の構成部品は、赤い構成部品への前後関係に基づいて大きさを変えます。

  2. Assem2 では、次のようにします:
    • サブアセンブリの 2 つのインスタンスAssem1 (50mm)を追加します。

    • 一つの Assem1のインスタンスを100mmコンフィギュレーションに変えます。

問題: 黄色の構成部品には1つのコンフィギュレーションしかないため、1つの大きさしか想定することができません。
解決策: もう 1 つの黄色の構成部品のコンフィギュレーションを作成して、そしてサブアセンブリの 1 つのインスタンスで、黄色の構成部品をそのコンフィギュレーションに設定してください。
黄色の構成部品への参照コンフィギュレーションを追加するには、パフォーマンス評価で 固定 をクリックします。