部品ドキュメントは複数のソリッド ボディを含むことができます。
たとえば、車輪を設計するときに、リムと車軸の要件は明らかになっているとします。ところが、スポークの設計方法は指定されていません。このような場合、マルチボディ部品を使用すると、まずリムと車軸を作成してから、それらのボディを接続するスポークを作成することができます。
マルチボディ ソリッドは、個々のソリッド ボディと同じように操作できます。たとえば、フィーチャーの追加や変更、ソリッド ボディの名前や色の変更などが可能です。
単一の部品ドキュメントでソリッド ボディが作成されると、 FeatureManager デザインツリーに
ソリッド ボディ
(Solid Bodies) フォルダーが 表示されます。
ソリッド ボディ(Solid Bodies)フォルダー
の隣に表示される括弧内の数は部品ドキュメント内のソリッド ボディ数を表します。ソリッド ボディは、次のような方法で整理および管理できます:
- ボディをグループ化してソリッド ボディ(Solid Bodies)フォルダーに格納します。
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コマンドを選択して、フォルダー内のすべてのボディに適用します。
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各ボディに属するフィーチャーを一覧表示します。
以下のコマンドを使用して、単一フィーチャーから複数のソリッド ボディを作成できます。
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押し出しボスおよびカット(薄板フィーチャーを含む)
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回転ボスおよびカット(薄板フィーチャーを含む)
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スイープ ボスおよびカット(薄板フィーチャーを含む)
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サーフェス カット
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ボスおよびカットの厚み付け
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キャビティ(Cavity)
モデリングのテクニックセクションでは、マルチボディ環境で使用できるテクニックについて説明します。