VRML ファイル (*.wrl)

VRML ファイルはインターネット上での3D グラフィックの表示に使用できます。

インポート

VRML トランスレータはすべての VRML ファイルを SOLIDWORKS の部品ドキュメントとしてインポートします。 VRML ファイルとしてエクスポートする SOLIDWORKS アセンブリ ファイルは、SOLIDWORKS では部品ドキュメントとしてインポートされます。 VRML トランスレータは、VRMLポリゴンの編み込みによりソリッドの形成を実行します。 インポート ファイルには、曲面のあるサーフェスは存在せず、すべてのサーフェスは平坦です。 インポート オプションは、SOLIDWORKS へデータをインポートする最後の手段として使用するよう意図されています。 多くの場合(特に複雑なモデルの場合)、データは使用可能なソリッドとして編み合わせされず、表示用の使用にのみ適しています。

オプションとしてVRMLファイルをグラフィック データ、ソリッド、またはサーフェスとしてインポートできます。VRMLファイルをグラフィック データとしてインポートする場合、データがあれば、テクスチャ情報のインポート(Import texture information)チェックボックスを選択してテクスチャ情報をインポートできます。

エクスポート

VRML トランスレータは、SOLIDWORKS の部品ドキュメントまたはアセンブリ ドキュメントを VRML ファイルとしてエクスポートします。 VRML ファイルにエクスポートする場合、SOLIDWORKS ソフトウェアでは 表示 (View) > 表示タイプ (Display) > 断面表示 (View Section) の設定が考慮されます。 断面表示 がオンに設定されていると、VRML ファイルには可視状態のジオメトリのみエクスポートされます。 これは IGES 、STEP 、Parasolid 、またACIS ファイルを保存する動作とは異なります。 SOLIDWORKS ドキュメントを VRML ファイルとしてエクスポートする場合、エクスポートに使用するバージョンを選択できます(VRML 1.0 または VRML 2.0 (VRML 97))。