部品の質量プロットでは、充填プロセス中と保圧プロセス中の部品質量の変化が示されます。
部品の質量プロットにはキャビティ領域のみが含まれます。 ランナ領域は除外されます。 部品の質量プロットは、キャビティが完全に保圧されるタイミングの判断に役立つため、保圧時間を短縮して、スプルーとランナの不要な追加保圧を解消できます。
部品の質量(Part Mass)プロットをゲート温度プロットとともに使用し、ゲート固化と保圧時間を判断することもできます。
自動保圧時間
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保圧の最初のステージは、樹脂流量がほぼゼロになった場合に自動的に終了し、残りの保圧時間があれば純粋冷却時間に追加され、保圧の第 2 ステージの新しい期間が決まります。 樹脂流量はランナーとキャビティの領域間のインタフェースで監視されるか、ランナー領域が定義されていない場合は射出位置で監視されます。 部品質量の変化率が 1 秒あたり 0.001% を下回ると、流量がほぼゼロになる条件が満たされます。
設定 |
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保圧保持時間(Pressure Holding Time) |
8 秒 |
結果 |
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サイクル タイム(= 充填時間 + 保圧ステージの総時間) |
16.64 秒 |
充填時間 |
0.62 秒 |
保圧ステージの総時間(= 保圧時間 + 純粋冷却時間) |
16.02 秒 |
保圧保持時間(Pressure Holding Time) |
4.52 秒 |
純粋冷却時間(Pure Cooling Time) |
11.50 秒 |
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