公差(Tolerancing)

幾何寸法と公差(GD&T)には多くの利点があります。:

  • 設計言語が標準化される。
  • 設計意図が顧客、サプライヤ、製造チームに対して明確、正確なものとなる。
  • ワーストケースの合致限界を計算できる。
  • データムを使用することで、製造および検査工程でも流用が可能である。
  • 認証済みの製造用部品からアセンブリを正しく設計できる。

2つの新しいGD&Tベースのアプリケーションが追加されています:

DimXpert

  • 部品に対する DimXpert - 寸法と公差を部品上に配置する。
  • アセンブリに対する DimXpert - 寸法と公差をアセンブリ上に配置する。
    アセンブリに対する DimXpert は SOLIDWORKS MBD で使用できます。

TolAnalyst

TolAnalystは、部品やアセンブリに対する寸法と公差の影響を解析する公差解析アプリケーションです。TolAnalyst ツールを使用すると、アセンブリに対する「ワーストケース」の累積公差を解析することができます。

最初に DimXpert ツールを使用してアセンブリ内の部品や構成部品に寸法と公差を適用し、次に TolAnalyst ツールを使用してこのデータを累積公差の解析に利用します。

TolAnalyst は、SOLIDWORKS Premium でのみ利用できます。