外部参照とファイル管理(File Management with External References)

別のドキュメントへの外部参照が設定された部品を保存する場合、参照ドキュメントのパスと内部 ID は現在の部品とともに保存されます。この情報は、次に参照部品を開く際、オリジナル ドキュメントの検索/確認に必要です。

外部参照を持つ部品を開くときに参照ドキュメントを開くかどうかを指定できます。

参照部品の検索

参照部品を作成し、誤ってオリジナル ドキュメントを移動したり、ドキュメントの名前を変更したとします。 参照部品を開こうとすると、外部参照ドキュメントが見つからないというメッセージが表示され、検索するかどうか尋ねられます。 検索しない場合は、作業がキャンセルされます。

参照ドキュメントを検索する場合は、次のいずれかを選択できます。
  • 別のディレクトリまたは違う名前でオリジナル ドキュメントを検索し、選択すると、新しい名前/パスで参照部品が開きます。内部 ID が一致しているので、外部参照は正しく更新されます。部品を保存すると、新しい名前/パスも同時に保存されます。
  • 別のドキュメントを選択すると、内部 ID が一致しないというメッセージが表示されます。選択したドキュメントをそのまま使用することも、検索を続行することもできます。

再構築エラー

選択したドキュメントを使用する場合、特に参照部品ドキュメントにフィーチャーを追加した場合は、再構築エラーが発生する可能性があります。選択したドキュメントのジオメトリがオリジナルの参照先ドキュメントのジオメトリと異なる場合は、追加したフィーチャーで再構築エラーが発生する可能性があります。