保圧設定（Pack Settings）PropertyManager

保圧の最初のステージでは、金型内の樹脂が冷却して収縮する間に射出位置に圧力がかけられます。 プログラムにより、部品のジオメトリと材料の特性に基づいてデフォルト値が計算されます。

圧力保持時間は、保圧切替ポイントと保圧終了ポイントの間の間隔です。 保圧切替ポイントの後でコントロール タイプは圧力コントロールに変わり、入口の圧力プロファイルは保圧時間と射出圧力の割合に基づきます。

保圧の最終ステージでは、射出位置から圧力が取り除かれて、固化が完了するまで部品の温度だけが計算されます。 冷却ステージのデフォルトの時間は、材料データで提供される突出可能温度に基づいて計算されます。

部品が突出可能温度に達したということは、固化層が取り出すのに十分に収縮したことを意味します。 部品のコアはまだ溶融した状態であり、金型から外された状態で周囲温度まで冷却します。

樹脂温度からガラス転移温度までの冷却時に成形品内で発生する残留応力が計算されます。

デフォルトでは、保圧時間全体が 5 つのセクションに分割されます。 意図したプロセス コントロールが得られるように、セクションの数を増やしたり減らしたりします。