パフォーマンス評価 - 設定パフォーマンス

設定パフォーマンスは、再構築の検証(Verification on rebuild)オプションと大規模アセンブリ モードが有効であるかを示します。

   
再構築の検証 再構築の検証(Verification on rebuild)オプションがオンの場合にレポートします。
再構築の検証(Verification on rebuild)オプションは、再構築の間に、モデルを綿密に評価しますが、再構築のパフォーマンスを低下させます。
  • このオプションがオフのとき、ソフトウェアはすべての新しい、または変更されたフィーチャーが隣接する面およびエッジに対してチェックします。 一般的には、デフォルトの設定で十分にエラーをコントロールでき、またモデルの再構築も早くなります。
  • このオプションがオンのとき、ソフトウェアはすべての新しい、または変更されたフィーチャーが隣接する面やエッジだけでなく、すべての既存面と既存エッジをチェックします。 このチェックはパフォーマンスにマイナスの影響を及ぼします。 モデルの再構築に時間がかかり、CPU への負担も大きくなります。

再構築の検証 (Verification on rebuild) オプションについての詳細は、モデル ジオメトリのチェック(Checking Model Geometry)を参照してください。

再構築の検証(Verification on rebuild)をオフにするには:

オプション(Options) をクリックするか、ツール(Tools) > オプション(Options)をクリックします

システム オプション(System Options)タブでパフォーマンス(Performance)を選択します。 再構築の検証(Verification on rebuild)を選択解除します。
大規模アセンブリ モード 解決された構成部品の数、大規模アセンブリ スレッショルド、大規模アセンブリ モードがオンになっているかレポートします。
大規模アセンブリ モード 大規模アセンブリ モードは、アセンブリのパフォーマンスを向上させるためのシステム設定です。 任意に大規模アセンブリ モードに切り替えたり、また構成部品のスレッショルドを指定し、構成部品がそのスレッショルドに到達した際、自動的に大規模アセンブリ モードに切り替わるように設定できます。 大規模アセンブリ モードには、通常、ライトウェイト構成部品の使用が含まれています。
ライトウェイト構成部品 ライトウェイト構成部品は、それらのモデルデータのサブセットだけがメモリにロードされます。 残りのモデル データは必要に応じてロードされます。 ライトウェイト構成部品を使ったアセンブリの再構築は、評価されるデータが少ないため、迅速に行われます。 手動で 1 つの構成部品、サブアセンブリ、あるいは全部のアセンブリをライトウェイト モードに設定するか、あるいは自動的に大規模アセンブリ モードの一部としてライトウェイトの構成部品をロードできます。

大規模アセンブリ モードをオンにするには、 ツール(Tools) > 大規模アセンブリ モード(Large Assembly Mode) をクリックします。