ドラッグ & ドロップ機能(Drag and Drop Functionality)

一旦スタディを定義すれば、ドラッグアンドドロップを使用してその他のスタディを素早く効率的に定義できます。ドラッグ & ドロップはコピー&ペーストに類似した機能です。Simulation スタディ ツリーでコピーしたいアイテムを選択し、目的のSimulation スタディ タブにそれらをドラッグします。

ドラッグ & ドロップの規則(Drag and Drop Rules)

  • 材料、拘束、結合、メッシュ コントロールおよび解析結果をドラッグ & ドロップ(またはコピー&ペースト)できます。すべての項目を含んだフォルダ、1 つの項目、あるいは複数の項目をドラッグ & ドロップすることができます。
  • 無効な入力を避けるために有効な相手先にだけ、項目やフォルダをドロップするようになっています。項目やフォルダをドラッグしている間は、Simulation スタディ ツリーの中の有効な相手先のみがハイライト表示されます。たとえば、材料フォルダや項目はどのスタディからでも、どのスタディにもドラッグ & ドロップできますが、外部荷重または拘束フォルダや項目は熱伝導解析スタディから構造スタディ(静解析、固有値解析、座屈解析)にドラッグ & ドロップすることはできません(その逆もできません)。
  • 温度は、熱伝導解析でも構造解析でも有効ですが、熱伝導解析から構造解析、あるいはその逆へのドラッグ & ドロップはできません。
  • 結果フォルダと結果項目のドラッグ & ドロップは同じタイプのスタディ間でしか実行できません。例えば、応力プロットを静解析スタディからSimulation スタディタブへドラッグして動かしたとき、静解析スタディのみが、落下を許容します。詳細はこの表をご覧ください。
    ドラッグするアイテム ドロップ先 注記
    部品フォルダまたは部品フォルダの項目 Simulation スタディ タブ 構造、熱伝導解析で利用可(材料特性のコピー)
    外部荷重フォルダまたは外部荷重フォルダの項目 Simulation スタディ タブ 適切な構造スタディでのみ利用可(同種の解析タイプ、メッシュ タイプ)
    拘束フォルダまたは拘束フォルダの項目 Simulation スタディ タブ 適切な構造スタディでのみ利用可(同種の解析タイプ、メッシュ タイプ)
    接続部フォルダまたは接続部フォルダの項目 Simulation スタディ タブ 適切な構造スタディでのみ利用可(同種の解析タイプ、メッシュ タイプ)
    結果フォルダまたは結果フォルダの項目 Simulation スタディ タブ 同種のスタディでのみ利用可
    メッシュフォルダ Simulation スタディ タブ 有効性は接触オプションの互換性に依存します
    メッシュ コントロール項目 Simulation スタディ タブ  

ボディの構成(Organization of Bodies)

フォルダの中にボディを整理することによって、簡単にシミュレーションフィーチャーを適用することができます。 梁のカットリストと板金ボディが Simulation スタディツリーに現われます。

サブフォルダを作成するには、Simulation スタディ ツリーでフォルダを右クリックし、新規フォルダの作成(Create New Folder)を選択します。次に新しいフォルダの中にエンティティをドラッグすることができます。

親フォルダの下のすべてのオプションは新たに作られたサブフォルダに利用可能です。例:

  • たとえば、部品 フォルダのサブフォルダ内にあるボディに同じ材料特性を割り当てることができます。
  • また、外部荷重 フォルダのサブフォルダに既存の圧力荷重をドラッグすることもできます。