スケッチにはステータスが含まれ、スケッチ内のスケッチ エンティティにはステータスが含まれます。識別を簡単にするため、スケッチ エンティティのステータスはそれぞれ異なる色で表示されます。
スケッチのステータスには、次が含まれます:
拘束先が不明(Dangling)
幾何拘束の表示/削除 PropertyManager の 拘束 のグラフィックス領域に茶色で表示され、また FeatureManager デザイン ツリーにも表示されます。
解決できないスケッチのジオメトリを示します。例えば、もう1つのスケッチエンティティを定義するために使われたエンティティを削除します。
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元のスケッチ |
拘束先が不明な寸法をもつスケッチ |
従動(Driven)
グラフィック領域にグレイで表示されます。
冗長で、変更できない寸法を示します。
冗長な寸法を追加するには、従動寸法に設定 を選択し、ダイアログ ボックスで OK をクリックします。 寸法が、赤(重複定義)からグレイに変わります。
矛盾アイテム
グラフィックス領域に黄色で表示され、また幾何拘束の表示/削除(Display/Delete Relations)PropertyManager の関係(Relations)にも表示されます。
冗長な寸法、また不必要な拘束関係を示します。
矛盾したスケッチを解決するために SketchXpert を使用します。
未定義
グラフィックス領域に青で表示されます。
別のスケッチ エンティティへの寸法、または拘束関係が必要なスケッチ エンティティを示します。
未定義スケッチを完全定義スケッチにするために、寸法と拘束のコンビネーションを生成します。
完全定義
グラフィック領域に黒で表示され、また幾何拘束の表示/削除(Display/Delete Relations)PropertyManager の拘束(Relations)にも表示されます。
スケッチが重複定義となる冗長、または不必要な要素はなく、必要なすべての寸法と拘束関係が存在することを示します。
無効
グラフィックス領域に黄で表示されます。
無効なスケッチ エンティティを示し、現在の状態では、解決されていないスケッチが作成されています。
いくつかの幾何拘束関係や寸法を削除するか、またはスケッチ エンティティを前の状態へと戻す必要があります。
スプラインは自己交差できないため、接線半径方向
を変更すると、無効なスケッチ エンティティが作成されます。
ビデオ:無効なスプライン スケッチ
未解決なアイテム
グラフィックス領域に赤で表示されます。
ジオメトリによって1 つ以上のスケッチ エンティティの位置が特定できないことを示します。
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寸法値 50 によって解決したスケッチ |
寸法値 80 のために未解決なスケッチ |