吹き出しは、特定のツールを使用した場合にグラフィックス領域に表示されるテキストボックスをいいます。 ハンドルを使用すると、ダイナミックにクリック、移動することができます。また、パラメータ設定時にグラフィック領域を離れる必要がなくなりました。
寸法テキスト
吹き出しは異なるエンティティ間の識別をしやすくします。 たとえば、以下の吹き出しはスイープの輪郭とスイープのパスを示しています。 これらの吹き出しはドラッグして位置を変更できますが、吹き出しが参照しているエンティティのプロパティは変更できません。
一方、面取りの吹き出しなどいくつかの吹き出しには数値が表示され、その数値を編集することによりエンティティのサイズを操作することができます。
この例では、グラフィック領域で吹き出しを編集できます。
グラフィックス領域に表示される吹き出しが 6 つ以上ある場合は、各吹き出しにプッシュピン コントロールが表示されるので、それらを使用して吹き出しの位置を修正できます。
プッシュピン無効 |
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モデルを拡大、回転、移動すると、吹き出しが再配置されます。 |
プッシュピン有効 |
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モデルを拡大、回転、移動しても、吹き出しはグラフィックス領域内の同じ場所に維持されます。 その他の吹き出しはモデルと一緒に移動します。 |
フィーチャー(非対称フィレットなど)の吹き出しに複数の値が含まれている場合は、吹き出しの下部にあるコントロールを使用して、吹き出しを展開(すべての値を表示)したり、折りたたむ(主要な値だけを表示)することができます。
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吹き出しを展開した状態 |
吹き出しを折りたたんだ状態 |
ハンドル
ハンドルの色はのシステムの色 (System colors) ボックスで設定できます。 アクティブなハンドルはハイライト(Highlight)色で表示されます。 非アクティブなハンドルは非アクティブなエンティティ(Inactive Entities)色で表示されます。
ハンドルにより、押し出しの長さが示されます。 希望の押し出しの深さ/厚みまでハンドルをドラッグすると、ハンドルがその長さを表すよう延長/短縮されます。
希望の押し出しの深さまで、(ハンドルの変わりに)ポインタをドラッグすることもできます。 ハンドルをクリックし、次にポインターをどちらかの方向にドラッグします。 次の例では、ピンク色のハンドルはアクティブであり、グレーのハンドルは非アクティブです。
一方のハンドルには矢印の先端は1つ、またもう一方のハンドルには矢印の先端は2つ表示されるため、ハンドルがどの方向に適用されているか確認できます。